2010年9月25日土曜日

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

香山リカ:しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、幻冬舎 (2009/07)

香山リカさんと勝間和代さんとの対決?の発端になった本。昨年、話題になり、結構売れたと思います。


特定のものにしがみつかず、のめりこまず、頑張りすぎず、「普通の幸せ」を手に入れようという内容だと思います。精神科医らしい本です。同じく精神科医で作家の斎藤モタさんと何となく共通点があるように思います。


日頃、頑張らないといけないと思っている人にはこの本は良いかも?たぶん、精神的に楽になれると思います。

香山さんが「目先の生活のためだけに仕事をしている」と言い切っているのには少々驚いたし、何とまあ正直な人なのだと思いました。普通の作家なら「仕事する理由」を訊かれたら、もっとかカッコイイことを言うのではないかと思います。

何か好きだな、香山リカ。

2010年9月22日水曜日

頭がいい人、悪い人の話し方

樋口 裕一:頭がいい人、悪い人の話し方,PHP研究所 (2004/06)

いろいろなバカを紹介していると言う点では,以前,紹介した筒井 康隆さんの「アホの壁」と似たところはあるものの,この本は実に後味が悪い!「アホの壁」の方は笑えます!

作者の偏見や先入観に満ち満ちていて,読み進めるうちにだんだん気分が悪くなってきます.これは,私自身が作者の紹介する「頭が悪い人」に当てはまるということもありますが,....

この本に書かれている「頭が悪い人の話し方」をむしろ真似てみようと思うのは私だけか?

それと,「頭のいい人の話し方」も紹介して欲しかったな.

アマゾンでこの本のカスタマーレビューを見たら,やはり酷評されていました.

2010年8月19日木曜日

カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る

水木 しげる (著) :カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る,小学館; 新装版版 (2010/4/6)


図書館で水木 しげるさんの本を捜していたら,ほとんどが貸しだし中で,この本しかなかったので,とりあえず借りて読むことに....

この本は,水木しげるさんのエッセイなのですが,半分は文章によるエッセイで,もう半分はマンガによるエッセイです.

内容は,子供の頃の話,戦争中の話,水木さんが出会ったケッタイな人々の話,そして幸福論です.


世の中にはどうしようもなく不幸な人がいて,本人の努力ではどうにもならないことや、戦争の愚かさ,幸福・不幸とはいったい何なのか?などなど、いろいろ考えさせられました.
面白いというより,考えさせられる内容だと思います。

水木さんの生前墓の話があり、墓の左右にねずみ男と鬼太郎の石像があって、壁面には40体以上の妖怪が彫られているそうな。実物を無性に見たくなってしまった。


2010年8月17日火曜日

感動する科学体験100 ~世界の不思議を楽しもう

NewScientist (編集), 樋口 健夫 (監修), 樋口 容視子 (翻訳): 感動する科学体験100 ~世界の不思議を楽しもう、技術評論社 (2007/8/2)



これは、なかなか面白い本です。


"100 things to do before you die"(死ぬ前にすべき100のこと)という本の訳本で、原本は結構売れた(らしい?)


体験できるかも知れない?100件の科学現象や実験などが紹介されています。


「自分のDNAを抽出する」や「自分の頭の重さを計る」、「チョコレートで光を速度を計る」などの自宅でもできそうなものもあれば、「ミグジェットで飛ぶ」や「無重力を体験する」などの一般人には到底実現できそうにないものもあります。


また、真面目なもの、興味深いものもあれば、思わず笑ってしまうものも...
一番、可笑しかったのは、グリズリー(アメリカの熊)と友達になるためのロボットスーツです。こんなものが特注で販売されていて、これを紹介するDVD「プロジェクト・グリズリー」まで製作されていとは、...アメリカ人はようやるなあと思ってしまいます。


子供の自由研究に使えそうなものもありました。



2010年8月16日月曜日

50代からの生きかた上手

斎藤 茂太 (著): 50代からの生きかた上手―人生を豊かにする法則、ベストセラーズ (2002/09)

私はまだ50代ではないのですが、モタさんの本を読みたくなり、この本を図書館で借りてきました。

この本の最初に伊能忠敬とシュリーマンの話があり、感激しました。

伊能忠敬は酒づくりや米の取引をしていたのが、50歳で隠居してから測量や天文学の勉強をし、55歳から日本全国の測量を始めたそうだ。
シュリーマンも商売をしていたのが、42歳から自分の夢である「トロイ遺跡の発掘」のため、考古学の勉強をはじめ、実際に発掘を果たしたそうだ。
50代になれば、あとは惰性で生きていくものだと思っていましたが、人生とはその人のやる気次第で2回あるものなのですね!


自分もそんな生き方がしたいとこの本を読んで強く思いましたが,......じゃ50歳から何するか?考えてもさっぱり思いつきません。

2010年8月7日土曜日

人は見た目が9割

竹内 一郎 (著): 人は見た目が9割(新潮新書)、新潮社 (2005/10)

タイトルから想像した内容とはかなり違っていて、ノンバーバルコミュニケーション(言語以外によるコミュニケーション)について真面目に書かれた本


この本で言う「見た目」はかなり広い意味で使われていて、外観以外に、表情、匂い、しぐさ、色なども含まれ、こういったものは言葉よりもコミュニケーション手段として大きい、...というのがこの本の主張点です。


著者が関わる演劇やマンガなんどの題材でノンバーバルコミュニケーションを説明されていて、興味深かったです。


Amazonのおすすめ度を見ると、随分低いのですが、私は結構面白い内容だと思いました。


2010年7月25日日曜日

猫の恋

岩合 光昭・写真, 石 寒太・選句 :猫の恋、毎日新聞社 (2010/3/17)


動物の写真で有名な岩合 光昭さんの猫の写真と石 寒太さんが選んだ猫句(猫について詠んだ俳句)とのコラボ。心を和ませてくれる本です。


写真は可愛いものもあれば、切ないものも。人間の男女関係の(あるいは人生の)縮小版(縮短版と言うべきか?)を見ているような感じです。

小林一茶、松尾芭蕉などの著名な俳人から夏目雅子まで様々な人の猫句を石 寒太さんが選んでいます。

本のタイトルの「猫の恋」が季語になっているとは知りませんでした。猫を題材にした俳句って昔から詠まれているのですね。それと夏目雅子さんが俳句を詠んでいたとは...知らなんだ。