2020年12月26日土曜日

もっと! 京大変人講座

 
酒井 敏 (著), 市岡 孝朗 (著), 伊勢田 哲治 (著), 他:もっと! 京大変人講座、三笠書房 (2020/4/3)

前作に続きこちらの本も読んでみましたが,前作よりこちらの方が面白いと思います.

各変人さんの専門分野の紹介だけでなく,変人さんたちの来歴や物事の考え方,ポリシー,の話もあり,興味が惹かれました.

アリやブラックホールなどいろいろな話がありましたが,一番印象に残ったのはアート&テクノロジーの話.そして,一番わけが分からなかったのが,「できる,できない」の話.

それと,最後のBe yourself.良いですね,この言葉!気に入りました!

毎年,年間50冊の読書を目標にしていますが,今年は初めて60冊を超えました.

2020年12月19日土曜日

スヌーピー、東京に行く!

  
チャールズ.M・シュルツ (著), 宮内 愛 (翻訳):日英対訳で楽しむTOKYO珍道中 スヌーピー、東京に行く! (KODANSHA BILINGUAL COMICS)、講談社 (2015/10/23)

チャーリー・ブラウンの野球チームが日本へ親善試合に行くというお話。

著者は原作者のシュルツさんになっていますが、シュルツさんが死去された後、ヴィッキー・スコットさんらによって書かれた作品です。

ヴィッキー・スコットさんは日本へ行ったことがないようなのですが,日本の文化をうまく紹介されていると思いました(変なところはありましたが...).

漫画と言っても知らない単語や英語表現が出てきて,決して侮れない.いい英語の勉強になりました.

2020年12月12日土曜日

行った気になる世界遺産

 
鈴木 亮平 (著):行った気になる世界遺産,ワニブックス (2020/9/10)

行ってないのに,行ったふりして,これだけ書けるというのは凄いことだと思います.ただ,行ったことのある読者からは「そこは違うでしょ!」という声が聞こえてきそうですが...

文章だけでなく,絵とイラストも著者によるものだそうだ.絵とイラストはなかなかのものですが,文章表現がとても素晴らしい.この人,こんな才能があるなんて...せごどん,すげー!

2020年12月6日日曜日

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

 
落合 陽一 (著):2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望、SBクリエイティブ (2019/11/13)

多数の文献を引用して,世界の近未来について書いた本.

SDGsにデジタル・経済力の話が絡めてあって,面白いと思います.本書を読んで、現実をしっかり直視しないといけないと思いました.

しかし、...以前はSustainable Developmentというと,もっと地球環境中心の話だったように思うのですが,いつからこんなに人間中心の話になったのだろうか?