読書感想文 3行で斬ります
2016年11月30日水曜日
とにかく通じる英語
デイビッド・セイン (著):とにかく通じる英語,草思社 (2011/7/23)
この本で取りあげられているのは,主にビジネスで使う英語フレーズです.
完璧ではないけどとにかく通じるフレーズや,完璧なフレーズ,そして間違った,あるいは,誤解を招くフレーズが紹介されています.
デイビッド・セインさんの本は,もう何冊目か分からないくらい読んでいますが,この本は今まで読んだ中では一番良かったと思います.
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2016年11月23日水曜日
ニャングリッシュ 猫のつぶやき英会話
Neill R Bell-Shaw (監修), 講談社 (編集):ニャングリッシュ 猫のつぶやき英会話,講談社 (2016/2/19)
ネコ好きで英語の勉強をしたいという人にうってつけの一冊.
ネコの可愛い写真とそのネコがつぶやきそうな英語フレーズが載っています.
水野敬也さんの本とちょっと似てますが,この本はこの本でとてもGOODだにゃ.
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2016年11月19日土曜日
CD付 ディズニーの英語 (コレクション5 アナと雪の女王)
石原 真弓:CD付 ディズニーの英語 (コレクション5 アナと雪の女王),KADOKAWA/中経出版 (2014/8/26)
映画のシナリオではなく,映画をもとに作った絵本です。最後のシーンは,絵本であってもやはり感動します。
絵はとても美しいです。文は英語ですが,語句の解説はあるし,巻末には日本語訳も付いているので,英語の勉強にはいいと思いました...が,...。
この英文,どういう人を対象に書かれたものなのでしょうか?知らない単語がかなり出てきます。これがアメリカの子供向けだとしたら,ちょっとショック。私の英語力は子供以下か?
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2016年11月12日土曜日
カエルの楽園
百田尚樹 (著):カエルの楽園,新潮社 (2016/2/26)
現在の日本の状況をカエルの世界を借りて描いた,いわゆる寓話です.
登場するカエルたちや物事が,現実世界の何を表しているのかを考えながら読むと,とても面白いと思います.
特に変な名前のカエルは,その名前から現実の人などを類推できます.たとえば,...
スチームボートという鷲が登場しますが,スチームボートは蒸気船で,しかも鷲だから,アメリカを表していることが分かります.
それからハンドレッドという嫌われ者のカエルですが,これは最初は何に対応しているのかよく分からなかったのですが,ハンドレッドは百だから,著者の 百田尚樹のことですね.つまり,自分自身を物語の中に登場させているわけです.
それからデイブレイクというカエルですが,これも最初は何に対応しているのかよく分からなかったのですが,デイブレイクは夜明けですが,夜明けといえば朝日なので,朝日新聞ですね.「デイブレイクが朝,夕に皆を集めて,いろいろ教える」ってありますが,それって朝刊,夕刊ですね.
最後の方に登場するプランタンとシャープパイプも,随分考えた末にようやく誰だか分かりました.
トランプさんが勝った今だからこそ,お薦めしたい一冊です.
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2016年11月6日日曜日
摩天楼はバラ色に (スクリーンプレイ)
摩天楼はバラ色に (スクリーンプレイ),フォーインクリエイティブプロダクツ; 改訂版 (1993/09)
マイケルJフォックス主演の映画「摩天楼はバラ色に」の英文シナリオです.和訳と語句の解説もあって,英語の勉強になるかと思って,読みました.
「摩天楼はバラ色に」はコメディなので,台詞だけ見ていても,けっこう笑えます.なかなか面白い!
和訳は原文に忠実でない感じがしました.特に露骨な英語表現は全く違う意味の和文になっていました.語句の解説も,もう少しあると良かったですが...
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2016年11月1日火曜日
イラストで学ぶ 人工知能概論 (KS情報科学専門書)
谷口 忠大 (著):イラストで学ぶ 人工知能概論 (KS情報科学専門書) ,講談社 (2014/9/25)
人工知能(AI)について,広く薄く解説した本.古典的なAIだけでなく,最近のAIにも触れられています.
本書で扱っている内容は,探索,ゲーム理論,動的計画法,クラスタリング,パターン認識,などなど15の項目に分かれています.それぞれの項目を詳しく解説すれば,一つの項目だけで本一冊分くらいなりそうですが,それを何と15ページ程度収めています.
まさに概論!
当然,大幅な内容の削除が必要になってくるわけですが,本書はこの削除が大胆かつ絶妙だと思います.
概論なので,読んで分かったような気にはなりますが,ほんとうに理解するためには,より詳しく書かれた本を読む必要があると思います.
概論としてはなかなか良書ですが,読むにあたっては情報科学の知識が必要です.
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