2014年5月31日土曜日

ポケット図解 ウイルスと微生物がよーくわかる本

夏 緑 (著):ポケット図解 ウイルスと微生物がよーくわかる本、秀和システム (2008/09)

以前読んだ「ポケット図解 進化論と生物の謎がよーくわかる本」がなかなかよかったので、この本も読んでみることにしました。

ウイルスや微生物がいかに私たちの生活の役に立っているかという話が中心です。特に食品製造での活用の話が多いです。2ページで一つの解説が完結していますが、とても簡素に説明されていて、興味をかきたてられました。

著者の夏緑さんは生物学の専門家ではないので、逆に非専門家の立場から素人向けに分かりやすく解説できたのかなと思います。

2014年5月25日日曜日

新・生物物理の最前線―生命のしくみはどこまで解けたか (ブルーバックス)

日本生物物理学会 (編集):新・生物物理の最前線―生命のしくみはどこまで解けたか (ブルーバックス)、講談社 (2001/10/19)

生物と物理がいったいどう関わっているのか?興味津々で読み始めましたが、...

物理というと、現象を数式で記述するというイメージが強いのですが、この本にはそういった数式はでてきません。そもそも生体現象は複雑すぎて、数式で記述できるほど、簡単ではないということですね。

じゃ、生物物理の「物理」って、結局何なの?

生体と関わる電気、光、モータは確かに物理の分野ですが、この本で書かれていることはやはり生物学で、その中の物理的な部分を扱うという感じか?

でも、まあ、ともあれ、書かれている内容は、とても興味はそそられました。細胞内に極小モータがあるなんて、驚きです。

ただ、10年以上前に書かれた本なので、内容は古くなっている部分もあるかもしれません。

2014年5月18日日曜日

人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法

水野敬也 (著),長沼直樹 (著):人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法,文響社 (2013/10/22)

4か月前に図書館で予約して、やっと順番が回ってきました。

以前、紹介した「人生はワンチャンス! 」の猫バージョン。本の構成は「人生はワンチャンス! 」と同じです。右ページにキャッチコピーとそれを表現した猫の写真、そして、そのページをめくるとキャッチコピーと関連する偉人・著名人の言葉とエピソードが書かれています。キャッチコピーの英訳はなかなか上手いと思いました。

猫のかわいい写真に癒されること間違いなし!

犬派の人もきっと気に入るはず!

2014年5月10日土曜日

解体新ショー

NHK「解体新ショー」プロジェクト (編集):解体新ショー、日本放送出版協会 (2008/06)

NHKの番組「解体新ショー」の内容を本にしたもの。

人体の様々な謎を取り上げ、それに対して解説しています。番組も面白かったが、この本もなかなかのものです。それぞれの謎に対して、コンパクトにまとめてあります。

リカオとリカコのイラストはとても気になるな~。

2014年5月4日日曜日

ヒラノ教授の論文必勝法 教科書が教えてくれない裏事情 (中公新書ラクレ)

今野 浩 (著):ヒラノ教授の論文必勝法 教科書が教えてくれない裏事情 (中公新書ラクレ)、中央公論新社 (2013/12/9)

理科系の論文の執筆や、ジャーナルへの投稿、研究費の獲得などについて、エピソードを交えながら、アドバイスされています。

著者の今野先生は大学退職後、本を書きまくっておられます。私はこの方の本を読むのは、これで3冊目。どれもとても面白い。

今回は、論文を書くための秘策が何かあるのかと期待して読んだのですが、...甘かった。楽して論文を書くのはやはり無理で、地道に頑張らないとダメですね。私は日頃の努力を怠り、今野先生の言うところの透明人間にすっかりなってしまったな。今更、復活は無理かと思いながらも、もう一度頑張ってみようかな。