2014年5月25日日曜日

新・生物物理の最前線―生命のしくみはどこまで解けたか (ブルーバックス)

日本生物物理学会 (編集):新・生物物理の最前線―生命のしくみはどこまで解けたか (ブルーバックス)、講談社 (2001/10/19)

生物と物理がいったいどう関わっているのか?興味津々で読み始めましたが、...

物理というと、現象を数式で記述するというイメージが強いのですが、この本にはそういった数式はでてきません。そもそも生体現象は複雑すぎて、数式で記述できるほど、簡単ではないということですね。

じゃ、生物物理の「物理」って、結局何なの?

生体と関わる電気、光、モータは確かに物理の分野ですが、この本で書かれていることはやはり生物学で、その中の物理的な部分を扱うという感じか?

でも、まあ、ともあれ、書かれている内容は、とても興味はそそられました。細胞内に極小モータがあるなんて、驚きです。

ただ、10年以上前に書かれた本なので、内容は古くなっている部分もあるかもしれません。

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