2014年2月25日火曜日

スティーブと中島尚樹のお笑い!広島英会話

スティーブン アウトロウスプルール (著)、中島 尚樹 (著):スティーブと中島尚樹のお笑い!広島英会話、ザメディアジョン (2004/08)

地方都市名の付いた英会話の本って初めて見ました。

ナオキとスティーブ(二人ともローカルテレビのパーソナリティ)の英語での会話を通して、広島と日本の文化、習慣を紹介するという内容です。本のタイトルに”お笑い”とあるように、会話のところどころに笑える話が入っています。

本の最後には、広島の方言とその英訳が載っていますが、...、この黄緑色の文字、見えません!

2014年2月23日日曜日

オバマのすごさ――やるべきことは全てやる! (PHP新書)

岸本 裕紀子 (著):オバマのすごさ――やるべきことは全てやる! (PHP新書)、 PHP研究所 (2009/5/16)

以前読んだ心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣でサッカー選手の長谷部さんがこの本を読んだと書いてあったので、私も読むことにしたのですが、...

アメリカ民主党の予備選挙から大統領本選挙までの、候補者オバマ、ヒラリー、マケインの戦術の相違に主に焦点が当てられています。

アメリカの選挙に興味があるかどうかで、かなり評価が割れる本だと思います。私はもともと興味がなかったので、ちょっと...という感じでした。

2014年2月22日土曜日

現代医学に残された七つの謎―研究者の挑戦を拒み続ける人体の神秘 (ブルーバックス)

杉 晴夫 (著):現代医学に残された七つの謎―研究者の挑戦を拒み続ける人体の神秘 (ブルーバックス)、講談社 (2009/9/18)

現代医学でまだ解明されていない謎について解説した本。

「なぜ鍼灸が効くのか」や「なぜ眠るのか」、など7つの謎が取り上げられています。中でも著者の専門の「筋肉の動く仕組み」は力のこもった解説になっています。

「こんなことはもう分かっているんだろう」と思っていたことが、まだ解明されていないことが分かり、少々驚きをもって読みました。未解明の謎は、他にもたくさんあるのだろうなあ~。

2014年2月9日日曜日

アインシュタインは語る

Alice Calaprice (原著), 林 一 (翻訳):アインシュタインは語る、大月書店 (1997/02)

あのアインシュタインは何を語ったか...?

アインシュタインの言葉が、Alice Calapriceによって「家族について」、「人間について」といった項目ごとに分類されています。専門的な話はなく、様々な人に出した手紙から引用した言葉が多いです。

この本からは、アインシュタインは平和を希求する人で、自分が有名になったことに違和感を感じ、どちらかというと孤独を好んだ、といったことが分かりました。

キュリー夫人がある物理学者と良い仲になっているかもしれない、といった下世話な話は面白かったのですが、理解するのに苦労する文も多かったです。文章を見た感じでは、訳者はたぶん原文に忠実に訳されたのではないかと推測します。このことが理解を難しくしているのかもしれません。訳に関しては、以前読んだニーチェの言葉とは対照的な印象を受けました。


2014年2月2日日曜日

微生物の科学 (おもしろサイエンス)

中島 春紫 (著):微生物の科学 (おもしろサイエンス)、日刊工業新聞社 (2013/7/26)

細菌、酵母、カビなどの微生物について解説した本。

微生物研究の歴史、乳酸菌や大腸菌といった代表的な微生物、微生物の取扱い及び観察方法、そして、微生物を利用した発酵食品、などについて分かりやすく書かれています。

ところどころで説明もなく専門用語がでてきますが、微生物学の入門書としてはなかなか良い本だと思いました。