2009年12月14日月曜日

人体を測る―寸法・形状・運動 (バイオメカニズム・ライブラリー)

持丸 正明, 河内 まき子 :人体を測る―寸法・形状・運動 (バイオメカニズム・ライブラリー),東京電機大学出版局 (2006/11)

人体の形状や寸法と動きをどのように計測するかについて書かれたと専門書です.

理論の話は少なく,「実際どう計測するの?」という話が中心で,たぶん専門書でこういう書き方をしている本は珍しいのではないかと思います.

平易には書かれているのですが,決して簡単ではありません.




読書のペースがめっきりダウンしてしまいました.10月に頑張り過ぎた反動かな?

2009年11月1日日曜日

人工臓器物語―コンタクトレンズから人工心臓まで

筏 義人:人工臓器物語―コンタクトレンズから人工心臓まで、 裳華房 (2002)

人工臓器といっても身近なコンタクトレンズや歯の修復物の話も含まれています。

人工臓器そのものの説明だけでなく、その開発に至る歴史や開発者の苦労話などもあり、それなりに面白かったです(歯科インプラントを開発したブローネマルクって認められるまで随分苦労したのですね。知らなかった。)。

専門書ではなく、一般の人向けに書かれてはいるのですが、ちょっと難しいかな?




10月は5冊読みました。ちょっとeasy readingが多かったこともあり、私にしてはいつもより多い読書数になりました。11月は専門書も読んでみるつもりです。

2009年10月24日土曜日

佐賀のがばいばあちゃん

島田洋七:佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)、徳間書店 (2004)

今日は3行ではなく、ちょっと長く書きます。

過日、著者の島田洋七さんの講演を聴く機会がありました。その時に、島田洋七さんは会場に聴きに来ている人に、「がばいばあちゃんの本読んだ人、どのくらいいます?」、「ドラマを観た人は?」、「映画を観た人は?」と質問され、会場の多くの人が手を挙げていました。私はその時点ではまだ本は読んでおらず、ドラマも映画も観ておらず、これは読んでみなくてはと思いました。

島田洋七さんが講演の時にも話されていたのですが、小学生でも読めるeasy readingで、笑いあり、涙ありの感動物語です。おもろいおばあちゃんと純粋な少年のやりとりはとても面白かったです。それと、現代の物質面で恵まれた私たちがほんとうに幸せなのか?と考えさせられました。

この本、何百万部も売れ、何カ国語にも翻訳され、海外でもよく売れているそうですが、読んでみてその理由はよく分かりました。

最後に...講演で、島田洋七さんの機関銃のようなしゃべくりは健在で、面白かったし、昔のB&Bを思い出しました。しかし、あのスピードで1時間もしゃべったら相当疲れるだろうなとも思いました。

2009年10月19日月曜日

思考の整理学

外山 滋比古:思考の整理学 (ちくま文庫)、筑摩書房 (1986)

最近の話題の本ですが、読んでみてちょっとガッカリ。

最初のグライダーの話はとても共感できましたが、それ以外の話は当たり前のことを書かれているように思いました。

この本、東大生や京大生にほんとうにそんなに読まれているのか疑問に感じました。

2009年10月12日月曜日

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

山田真哉:さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学、 光文社新書(2005)


話題になった本だけあって、確かにおもしろい!


企業における会計学だけでなく、個人の現金の出入りなどについても書かれていてとても参考になりました。


著者の御夫婦とうちが似ていて、なんかおかしかったです。

2009年10月6日火曜日

コーチング入門

本間正人,松瀬理保:コーチング入門,日本経済新聞社(2002)

コーチングとはクライアント(たとえば,スポーツでは選手,会社であれば上司に対する部下)がすばらしい成果を生み出す手助けをする方法です.

この本,もっと早くに読んでおけば良かったとほんとうに思うし,関連するコーチングの本をもっと読みたくなりました.

誰かを指導する立場の人に自信をもって推薦します.

2009年10月1日木曜日

生き物たちのエレガントな数学

上村文隆:生き物たちのエレガントな数学 自然の中に潜む方程式を解こう,技術評論社(2007)



本のタイトルに引かれ,読みました.

「生き物と数学との関係」というのは理科系の私にはとても興味深い内容でしたが,フィボナッチの話が多すぎるような気もしました.

一般の人向けに書かれているのですが,数学が苦手な人にはちょっと難しく感じるかも知れません.

2009年9月23日水曜日

人は「話し方」で9割変わる

福田 健:人は「話し方」で9割変わる、経済界(リュウ・ブックス・アステ新書)、(2006)

とても読みやすく、かつ分かりやすい本です。

たくさんの話す技術が書かれていて、話下手な私にはとても参考になります。

...でも、なかなか実行できないのよね。

2009年9月22日火曜日

不都合な真実 地球温暖化の危機

9/21 アル・ゴア:不都合な真実 地球温暖化の危機 ECO入門編、ランダムハウス講談社(2007)



ECO推進派として、以前から読みたかった一冊です。

科学的なデータが多数あって、説得力があります。

ECOに興味ない人にもぜひ読んで欲しい本です。

マインドマップ・ノート術

9/17 ウィリアムリード:記憶力発想力が驚くほど高まるマインドマップ・ノート術,フォレスト出版(2005)



マインドマップはとても美しく、頭の中で考えていることをうまく整理できそう。

なんだかアイデアや新しい発想がマインドマップから生まれてきそう。

...でも、マインドマップって描くのに結構時間がかかりそうで,なかなか描く暇ないのよね。

元気になるほんの少しの良い眠り 70のレッスン

2009/9/11 吉川武彦 監修:元気になるほんの少しの良い眠り 70のレッスン,ベネッセ(1997)


ひつじの絵がとっても可愛くて、それだけでも眠れそう。
眠るためのヒントがたくさん書いてあって、とても参考になります。
...でも、この本を読んで眠ることを意識したら、かえって眠れなくなっちゃいました。