小野田 博一 (著):ようこそ「多変量解析」クラブへ 何をどう計算するのか (ブルーバックス)、講談社 (2014/11/21)
高校の数学クラブに所属する3人の女子高生の対話を通して,多変量解析を解説する、という本.
多変量解析のような数式がいっぱい出てくる難しい内容を分かりやすく説明する方法として,二つの方法があると思います.
一つは,とにかく詳しく説明する方法です.このやり方だとページ数が膨大になるという問題はありますが,読者にしっかり理解させるためには,やはりこの方法が一番だと思います.
もう一つの方法は,詳しい説明は省略して,例題をたくさん挙げて,読者を分かったような気にさせるという方法です.
この本は明らかに後者の方法で説明しています.
アマゾンでの評判はよろしくないですが,それは前者の方法を期待して読まれた方だと思います.後者だと思って読めば,そんなに悪い本ではないように思いました.
2015年1月31日土曜日
2015年1月26日月曜日
アクチュエータ工学入門 (ブルーバックス)
鈴森 康一 (著):アクチュエータ工学入門 (ブルーバックス)、講談社 (2014/7/18)
物の動きを生み出すアクチュエータについて解説した本。
アクチュエータ=モータというイメージがあったのですが,ずいぶん様々なタイプがあるのですね。個人的にはとても興味をもって読ませていただきました。...が、...予備知識が全くなかったり、物理の知識がない人は、ちょっと難しいと感じるかもしれません。
鈴森先生,言葉の使い方がナイスです。専門書だけでなく,一般向けの文章も書けるのは素晴らしいです。
物の動きを生み出すアクチュエータについて解説した本。
アクチュエータ=モータというイメージがあったのですが,ずいぶん様々なタイプがあるのですね。個人的にはとても興味をもって読ませていただきました。...が、...予備知識が全くなかったり、物理の知識がない人は、ちょっと難しいと感じるかもしれません。
鈴森先生,言葉の使い方がナイスです。専門書だけでなく,一般向けの文章も書けるのは素晴らしいです。
2015年1月21日水曜日
脳には妙なクセがある (扶桑社新書)
2015年1月17日土曜日
プログラミング20言語習得法 (ブルーバックス)
小林 健一郎 (著):プログラミング20言語習得法 (ブルーバックス) 、講談社 (2014/9/19)
1冊の本で、20種類のプログラミング言語について解説するというユニークな本。
AMAZONの評価はあまりよくないですが、そんなに悪い本ではないと思います。問題は、本のタイトルの「...習得法」という言葉。本の内容としては、「プログラミング20言語習得法」というより「プログラミング20言語の紹介」という感じでしょうか?
しかし、プログラミング言語の開発者は、どうして言葉を統一せずに、わざわざ変えるのだろう?たとえば画面に表示するのであれば、printとかに統一してあれば、学ぶ方はかなり楽になるのに、どうしてcoutやdisplayなどの違う言葉を使うのだろうか?
1冊の本で、20種類のプログラミング言語について解説するというユニークな本。
AMAZONの評価はあまりよくないですが、そんなに悪い本ではないと思います。問題は、本のタイトルの「...習得法」という言葉。本の内容としては、「プログラミング20言語習得法」というより「プログラミング20言語の紹介」という感じでしょうか?
しかし、プログラミング言語の開発者は、どうして言葉を統一せずに、わざわざ変えるのだろう?たとえば画面に表示するのであれば、printとかに統一してあれば、学ぶ方はかなり楽になるのに、どうしてcoutやdisplayなどの違う言葉を使うのだろうか?
2015年1月10日土曜日
せいめいのはなし (新潮文庫)
福岡 伸一 (著):せいめいのはなし (新潮文庫)、新潮社 (2014/10/28)
著者の福岡伸一氏と、内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老孟司の各氏との対談を本にしたもの。
福岡氏の動的平衡を軸に、異分野の方々とのはなしが展開されます。特に養老氏との虫の話は盛り上がり、面白かったです。他の三氏との対談は、話がかみ合っているような?いないような???
福岡氏の本と言えば、”文学的な表現で生物学を記述する”という特徴があると思いますが、この本では対談本なので、そのような部分はありません。また、最後には、著者により、動的平衡の生物以外への展開と対談後の感想などが述べられていますが、ここでも、文の最後に(笑)を付けるような、対談の話し言葉に合わせた文体でした。「こんな文章も書けるのか。この人はやはりすごい!」と思いました。
著者の福岡伸一氏と、内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老孟司の各氏との対談を本にしたもの。
福岡氏の動的平衡を軸に、異分野の方々とのはなしが展開されます。特に養老氏との虫の話は盛り上がり、面白かったです。他の三氏との対談は、話がかみ合っているような?いないような???
福岡氏の本と言えば、”文学的な表現で生物学を記述する”という特徴があると思いますが、この本では対談本なので、そのような部分はありません。また、最後には、著者により、動的平衡の生物以外への展開と対談後の感想などが述べられていますが、ここでも、文の最後に(笑)を付けるような、対談の話し言葉に合わせた文体でした。「こんな文章も書けるのか。この人はやはりすごい!」と思いました。
2015年1月4日日曜日
仕事の英語 できる人の話し方 明日から使える表現70 [外国人の同僚ができたら?編]
山崎 将志 (著), Rogers Dean R (著), Stuart Rowe (著):仕事の英語 できる人の話し方 明日から使える表現70 [外国人の同僚ができたら?編]、ピアソン桐原 (2012/4/25)
仕事で使う英語のフレーズ集です。
以前読んだのは[外国人をチームに迎えたら?編]でしたが、こちらは[外国人の同僚ができたら?編]です。以前読んだ本では、見たこともないフレーズが結構ありましたが、こちらの本では他書でも見かけるフレーズが多いように思いました。例文も、以前の本と違って、変な感じはしなかったです。
仕事で使う英語のフレーズ集です。
以前読んだのは[外国人をチームに迎えたら?編]でしたが、こちらは[外国人の同僚ができたら?編]です。以前読んだ本では、見たこともないフレーズが結構ありましたが、こちらの本では他書でも見かけるフレーズが多いように思いました。例文も、以前の本と違って、変な感じはしなかったです。
良書だと思います。
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