2021年5月30日日曜日

王家の遺伝子 DNAが解き明かした世界史の謎 (ブルーバックス)

 
 石浦 章一 (著):王家の遺伝子 DNAが解き明かした世界史の謎 (ブルーバックス) 、講談社 (2019/6/20)

バイオと歴史の両方に興味のある人にはたまらない一冊かも?

イギリスとエジプトの王家とアメリカ大統領の遺伝子解析から判明したことの他,一般的な遺伝と遺伝子,さらには最近話題のゲノム編集まで述べられています.

なかなか面白い本だと思いますが,私の知らない人物名が多数出てきて,ちょっと私には???な部分もありましたが,...

2021年5月23日日曜日

東大が調べてわかった 衰えない人の生活習慣

 
飯島 勝矢 (著):東大が調べてわかった 衰えない人の生活習慣,KADOKAWA (2018/3/1)

最近,よく耳にするようになったフレイルとサルコペニア.フレイルは心と体の活力が低下した状態,サルコペニアは筋肉が減弱した状態のことです.本書はそのフレイルとサルコペニアを予防するための方法が書かれています.

最初の指輪っかテストで自分のサルコペニアの危険度が高いことが分かり,さらにフレイルのチェックでは自分がプレフレイルであることが分かり,とてもショック!高齢者と違うんですけど,既に衰えているのか!

2021年5月16日日曜日

入門 万葉集 (ちくまプリマー新書)

上野 誠 (著):入門 万葉集 (ちくまプリマー新書),筑摩書房 (2019/9/6)

中高生対象に書かれた万葉集の入門書です.若い人たちに受けそうな文章で書かれています.

当時の日常の出来事,言葉,場所と人,という切り口で万葉集について解説されています.

昔の人って,日常のささいな出来事や思いを歌でつぶやいていて,今のツイッターのような感じなのかな.

詳細はこちらから

2021年5月12日水曜日

オリバー・ツイスト Oliver Twist (ラダーシリーズ Level 4)

 
チャールズ・ディケンズ (著):オリバー・ツイスト Oliver Twist (ラダーシリーズ Level 4),IBCパブリッシング (2006/7/24)

英語学習者向けのラダーシリーズの1冊.本書は文豪チャールズ・ディケンズの代表作オリバー・ツイストを100ページ余りの英文に要約したものです.

話の内容は...孤児院で生まれ,ひどい目に合い,悪の道に引き込まれそうになりながらも,最後は紳士に引き取られ,社会で尊敬される人物になるというお話.主人公のオリバーはあまり特徴のない人だ.

で,...本書を読んで思ったのは,...血筋が良ければ,育ちが悲惨でも紳士になれるのか!ということです.もちろん著者ディケンズはそんなことを言いたかった訳ではないとは思いますが...

よく分からない文法や英単語があったりで,level4にしてはちょっと難しめかな?

2021年5月9日日曜日

はじめてのAI (やさしく知りたい先端科学シリーズ6)

 
土屋 誠司 (著):はじめてのAI (やさしく知りたい先端科学シリーズ6),創元社 (2020/8/27)

AI(人工知能)の入門書.

AIの技術の解説は少なく,AIの考え方の話が中心です.一番最初に読む入門書としては,こういうのがいいのかなと思います.

「やさしく知りたい先端科学シリーズ」を読むのはこれで5冊目です.どの本もなかなか良くて,このシリーズ,気に入ってます.

2021年5月5日水曜日

日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」 (ブルーバックス)

 
篠原さなえ (著):日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」 (ブルーバックス)、講談社 (2018/4/18)

本書を読んで,自分の滑舌がなぜ悪いのか,とてもよく理解できました.

滑舌を良くするためには,一に鼻または舌小帯の手術で,二に舌力トレーニングかあ...手術はやっぱりいやだな...

著者は芸能やナレーションに携わってきた人です。学者でない方がブルーバックスの本を執筆するというのは珍しいことなんじゃないかな?

2021年5月2日日曜日

このことわざ、科学的に立証されているんです

 
堀田秀吾 (著):このことわざ、科学的に立証されているんです,主婦と生活社 (2019/3/1)

多数のことわざを取りあげ,それと関連する科学的な事実を紹介しています.必ずしも,ことわざを科学的に立証している訳ではありません.

多数の科学的な研究が引用されていて,実に面白いと思う.

人を褒めるときは,結果や才能ではなく,努力を褒めるか!

  詳細はこちらから