2013年12月29日日曜日

面白くて眠れなくなる数学

桜井 進 (著):面白くて眠れなくなる数学,PHP研究所 (2010/7/17)

数学に関する雑学集です.

暗号に因数分解を使う話や、ピタゴラスの音階の話、マンホールのふたがなぜ丸いか、カーナビでの車の位置の求め方、などなど興味深い話でいっぱいです。ただ、一つ一つの話が非常に短く,説明が簡単すぎて理解しずらいところもありました.

もうちょっと説明が欲しかった!


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今年も何とか年間50冊の目標を達成!

来年も
 ・年間50冊
 ・月に一冊は専門書
 ・月に一冊は英語関係の本
を目標にします.

2013年12月27日金曜日

スイッチ・オンの生き方

村上 和雄 (著):スイッチ・オンの生き方、致知出版社 (2011/9/16)

「遺伝子の話」と「前向きな生き方」という,一見関係なさそうな二つを結びつけた内容です.不思議な本だ!

たしかに遺伝子が発現すると,体内にタンパク質が合成され,場合によっては,そこからいろいろ体内で変化があるので,それが「前向きな生き方」に繋がるのかもしれません.でも,疑問も感じます.それをさらにサムシンググレート(神と言っていいかも?)と関連付けると,何かオカルト的なものを感じてしまいます.

物理の量子論と神秘的な存在を結びつけるのと,何か似た感じがしました.ただ,著者は遺伝子の専門家なので,それなりの説得力があります.

面白いと言えば,面白いかな?

2013年12月23日月曜日

面白くて眠れなくなる物理

左巻 健男 (著):面白くて眠れなくなる物理,PHP研究所 (2012/2/18)

「面白くて眠れなくなる化学」、「面白くて眠れなくなる人体」に続いて、この本も読んでみました。

こちらは「面白くて眠れなくなる化学」と同じ左巻健男氏による執筆です。最初の「はじめに」は、「面白くて眠れなくなる化学」と同じような内容です。

光、熱、重力から永久機関まで多彩な内容を取り上げています。この本のように、身近な現象と物理との関係を学校の授業でも取り上げると、物理嫌いな人が減るのではと思います。


2013年12月20日金曜日

面白くて眠れなくなる人体

坂井 建雄 (著):面白くて眠れなくなる人体,PHP研究所 (2012/10/20)

前回読んだ「面白くて眠れなくなる化学」がなかなか面白かったので、この本も読むことにしました。

人体に関わる雑学集のような感じで、短い話を集めてあります。

「鼻の穴がどうして2つあるか?」など、今まで知らなかったことがたくさん書いてあって、なかなか勉強になった...ような気はします。もう少し図があると、より分かりやすかったかなと思います。

2013年12月15日日曜日

面白くて眠れなくなる化学

左巻 健男 (著):面白くて眠れなくなる化学、PHP研究所 (2012/3/17)

身近な物や現象と化学との関わりについて解説した本。

本書のタイトルにある「眠れなくなる」ほどではないですが、面白いことは間違いない!

アマゾンの評価が随分低いですが、化学を身近に感じるための本としては良書だと思います。

少しは化学式があってもよかったのでは?という気もします。

2013年12月9日月曜日

マンガ 超ひも理論―世界で一番わかりやすい!

広瀬 立成 (著), 大谷 匠司:マンガ 超ひも理論―世界で一番わかりやすい!、PHP研究所 (2004/02)

物理学の超ひも理論をマンガで解説しようとする超チャレンジャブルな本。

超ひも理論とは,量子論と相対性理論を包括した理論で,宇宙も物質も最小単位は「ひも」であるという理論です。そんな難解な理論をマンガで解説するとは,...それだけでも頭が下がります。でも,マンガを使っても,難しいものはやはり難しいです。

マンガを担当された大谷 匠司さんは,この本以外には作品がないようですが,..どんな方なのでしょうか?峰 不二子を彷彿させるグラマラスなキャラクターが印象的です。大学生という設定ですが,とても大学生には見えないですよ。

2013年12月8日日曜日

3Dプリンタではじめるデジタルモノづくり

門田 和雄 (著):3Dプリンタではじめるデジタルモノづくり、日刊工業新聞社 (2013/10/31)

最近、話題の3Dプリンタについて解説した本。

3Dプリンタの原理、使い方だけでなく、3Dプリンタを動かすために必要な3Dデータを作成する方法、そしてさらには3Dプリンタを自作する方法まで書かれています。

単なる使い方の解説書ではなく、ちょっとマニアックな感じはしました。