2021年9月25日土曜日

1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記

 
木藤亜也 (著):1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記,幻冬舎 (2013/8/30)

難病と闘いながら必死に生きた少女の心の葛藤が書かれています.

可哀想という,ありきたりの言葉では表現しきれない.涙は出なかった。もっと重たいものが私に圧し掛かってきた.

障碍者とどう関わっていけばいいのかを考えさせられる一冊でした.

2021年9月18日土曜日

脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬

 
池谷 裕二 (著):脳はすこぶる快楽主義 パテカトルの万脳薬, 朝日新聞出版 (2020/10/7)

著者が週刊朝日に連載しているエッセイを集めて本にしたもの。

脳科学の最近の研究論文を引用して、脳にかかわる話が面白おかしく書かれています。一つのエッセイが3ページ程度なので、読みやすい。

池谷さんの本は以前にも読みましたが,どの本もとても面白いと思います!

2021年9月11日土曜日

おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?

 
 ジャネル・シェイン (著), 千葉敏生 (翻訳)おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?,光文社 (2021/2/23)

現状の人工知能(AI)のおバカさがとてもよく分かります.

AIが人の仕事を奪うと言われている中で,本書で書かれているAIのおバカさを知ると、ちょっと安心できます.でも,逆にこんなおバカなAIに世の中が支配されたらどうなるのかと不安にもなります.

なかなかユニークで笑えるAI本です.

2021年9月4日土曜日

アイデアの作り方 A Technique for Producing Ideas (ラダーシリーズ Level 5)

 
ジェームス・ウェブ・ヤング (著):アイデアの作り方 A Technique for Producing Ideas (ラダーシリーズ Level 5),IBCパブリッシング (2005/7/22)

広告の分野で活躍した著者によるアイデアを作る方法を英語で解説した本.わずか40ページ!

本書は第三者による英文要約ではなく,原文そのままだと思います.

コロンが少なく,また倒置構文が多く,文の構造を理解しにくかったです.さすがラダーシリーズの最高難度Level5だけあって,さーっと読んだだけでは内容を理解するのは難しく,一文ごとに1回は文の構造を考えて読み直さないといけないぐらいでした.