2013年11月30日土曜日

英語―シンガポールを旅する (写真対応トラブラないトラベル会話)

鈴木 康子 (著):英語―シンガポールを旅する (写真対応トラブラないトラベル会話)、三修社 (2001/10)

場面・状況別に使える英会話フレーズを紹介した本。シンガポールへ旅行する場合を想定しています。

見開きの左ページには英会話フレーズ、右ページにはそのフレーズと関連するシンガポールの写真が載っています。また、シンガポールの歴史や食べ物なども紹介されています。

この本以外にも、他の国への旅行編の本がシリーズで出版されていて、なかなかユニークな企画。ただ、この本では、英語の綴りや日本語で間違っているところがあって、ちょっと残念です。

2013年11月29日金曜日

数学に恋したくなる話 (PHPサイエンス・ワールド新書)

秋山 仁 (著), 松永 清子 (著):数学に恋したくなる話 (PHPサイエンス・ワールド新書)、PHP研究所 (2010/11/20)

数学者である秋山さんのカルチャー講座の内容をもとにして書かれた本。

自然やスポーツ,芸術などの様々な分野での数学が関係する話が紹介されています.読み物としてはとても面白い.数学の勉強になるかどうかはちょっと分かりませんが,数学というものに対して興味がそそられると思います.

しかし,この本,著者は秋山さんと松永さんの2名ですが,どう分担して書いたのでしょうか?
秋山さんのカルチャー講座をベースにしていますが,本自体は松永さんが書いたのでは?

2013年11月24日日曜日

カラー図解 生理学の基本がわかる事典

石川 隆 (監修) :カラー図解 生理学の基本がわかる事典、西東社 (2011/01)

人体の各部位における生命現象を解説した本。

図を多用して解説してあり、また用語の解説もあって、とても分かりやすい。ただ、本文と図中の説明、用語解説で、かなり文が重複している点が気になりました。同じような文を何度も読むことになるので、書いてある内容が脳に定着しやすいという利点があるのかもしれませんが、...。

臓器の絵がたくさん載っていて、人前でこの本を広げて読むのはちょっと憚られました。

半年くらい前から読み始めて、ようやく読み終えました。別に内容が多いわけでもなく、難しいわけではないのですが、...。

2013年11月15日金曜日

マンガでわかる複雑ネットワーク 巨大ネットワークがもつ法則を科学する (サイエンス・アイ新書)

右田 正夫 (著), 今野 紀雄 (著):マンガでわかる複雑ネットワーク 巨大ネットワークがもつ法則を科学する (サイエンス・アイ新書)、ソフトバンククリエイティブ (2011/2/18)

ネットワーク・グラフ理論の新しい分野である「複雑ネットワーク」について解説した本。

見開きの2ページの左ページが解説で,右ページはそれと関連するマンガで構成されています。とても分かりやすい!この分野の入門書としてはピッタリかも?

「複雑ネットワークをどのようにしたら作れるか」という話で,すでに世の中に存在する複雑なネットワークを正確にモデル化したり,解析したり,シミュレーションしたり...という話ではありませんでした。後者の方に期待して読んだのですが....。

2013年11月7日木曜日

道をひらく [文庫]

松下 幸之助 (著):道をひらく [文庫]、PHP研究所 (1968/05)

松下幸之助さんの本の読むのは初めてです。「経営の神様とはいったいどんな人なんだろう?」と興味津々で読みました。

この本は見開き2ページの短いエッセイを集めたものです。どのエッセイも、私たちが生きて行くうえで、また仕事をするうえで,指針になるものばかりです。

この本には「素直に」と「謙虚に」という二文字がたびたび登場します。この二文字に著者の人柄が表れているのかなと思いました。あまりアグレッシブな印象は受けません。猛烈人間の京セラの稲盛さんとは、何か対照的な印象を受けました。

また、会社のことだけでなく、日本という国を真剣に考えた人だというのも、この本からよく分かりました。

文句の付けようのないくらい良い本だと思いました。
 

2013年11月6日水曜日

エゾシマリス

富士元 寿彦 (著):エゾシマリス、北海道新聞社 (2003/03)

エゾシマリスの写真集です。

北海道のリスと言えば、トトロのように長い耳を立てたエゾリスを思い浮かべますが、こちらは耳の短いエゾシマリスです。

春夏秋冬、それぞれの季節のエゾシマリスの愛らしい写真でいっぱい!癒されます!

疲れやストレスがたまってきた時は、この手の本に限ります。

2013年11月3日日曜日

世界ふしぎワンダーライフ50

渋川 育由 (編集):世界ふしぎワンダーライフ50、河出書房新社 (2012/9/25)

世界の美しい光景や不思議な景色を紹介した本。とても美しい写真と解説文から構成されていますが、場所や景色だけでなく、そこに住んでいる人や訪れる人たちにも少し焦点を当てている点が、類書との違いだと思います。

これまでこの手の本は何冊も見てきましたが、この本に掲載されている光景には今までに見たことのないものが多くありました。また、お馴染みの光景(たとえば、イグアスの滝)もちょっと視点を変えて、撮影されていて、新鮮に感じました。

世の中には、面白い世界がたくさんあるなあ!