2013年11月7日木曜日

道をひらく [文庫]

松下 幸之助 (著):道をひらく [文庫]、PHP研究所 (1968/05)

松下幸之助さんの本の読むのは初めてです。「経営の神様とはいったいどんな人なんだろう?」と興味津々で読みました。

この本は見開き2ページの短いエッセイを集めたものです。どのエッセイも、私たちが生きて行くうえで、また仕事をするうえで,指針になるものばかりです。

この本には「素直に」と「謙虚に」という二文字がたびたび登場します。この二文字に著者の人柄が表れているのかなと思いました。あまりアグレッシブな印象は受けません。猛烈人間の京セラの稲盛さんとは、何か対照的な印象を受けました。

また、会社のことだけでなく、日本という国を真剣に考えた人だというのも、この本からよく分かりました。

文句の付けようのないくらい良い本だと思いました。
 

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