2013年2月23日土曜日

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)

クレイグ・H・ヘラー (著), ゴードン・H・オーリアンズ (著), デイヴィッド・M・ヒリス (著), デイヴィッド・サダヴァ (著), 浅井 将 (翻訳), 石崎 泰樹 (翻訳), 丸山 敬 (翻訳) :カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)、講談社 (2010/2/19)

アメリカの大学の教養の授業で使われている生物学の教科書「LIFE」を翻訳したもの。

翻訳本は3つの巻から構成されていて、本書は第一巻で、細胞の構成や機能について解説されています。本書は、原本「LIFE」の一部分なのですが、それでも300ページ以上あります。生物学が専門でない人にとってはかなりの読みごたえがあります。

読む途中で何度も挫けそうになりながらも、最後まで読めてしまう。挫けそうで挫けない理由は、とても美しいイラストにあります。イラストを見ているだけで、大体の内容は把握できそうです。

2013年2月17日日曜日

14歳の生命論 ~生きることが好きになる生物学のはなし (tanQブックス)

長沼 毅 (著) :14歳の生命論 ~生きることが好きになる生物学のはなし (tanQブックス)、技術評論社 (2011/11/8)

これはなかなかの本だと思います!

科学界のインディージョーンズと呼ばれている長沼さんの本を一度読んでみたいと思い、図書館で探したら、ほとんどが貸し出し中。唯一、あったのがこの本でした。「14歳の」が少々気になりましたが、...。

エヴァンゲリオンやナウシカなどのマンガやアニメを題材に、生物学や物理学を解説し、さらに生きることについての著者の考えを述べています。

この本で著者が訴えたかったのは、次の2点だと思います。
「自分の生は自分で生きる」
「あるがままの現実を受け入れる、それは苦しいことかもしれないけど、仲間がいれば大丈夫。」

これらは長沼さんが自分自身に言い聞かせていることなのかもしれないと思いました。

「14歳」だけでなく、大人も十分楽しめます!

2013年2月13日水曜日

A peanuts book featuring Snoopy (3) [新書]

チャールズ M.シュルツ (著), 谷川 俊太郎 (訳):A peanuts book featuring Snoopy (3) [新書],角川書店 (1990/12)

スヌーピーが登場するマンガ。なかなか面白く、楽しめます。

1ページに4コマだったり、2コマだったりするのですが、数ページにわたって話が続いていたりします。

英語と日本が併記してあるのですが、和訳はなんと詩人として有名な谷川俊太郎さんによるものです。

英語の勉強にもなると思います。


2013年2月10日日曜日

動物オメガ図鑑 カワイイのはクチでした

松原 卓二 (著):動物オメガ図鑑 カワイイのはクチでした、マガジンハウス (2009/5/28)

著者はプログラマーが本職だそうで、ある時に動物の口がカワイイというのに気づき、動物園や水族館へ出かけては、いろんな動物の写真を撮ったそうです。

たしかにカワイイ!これは間違いなく癒されます!

写真はプロ並みだと思います。

今回は図書館で借りましたが、手元に置いておきたい一冊です。

2013年2月6日水曜日

超訳 ニーチェの言葉

白取 春彦 (翻訳) :超訳 ニーチェの、ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)

哲学者であるニーチェが残した言葉をまとめた本。

最初この本を見たとき、結構な分厚さだったので読みごたえがありそうに見えたのですが、実は紙が厚めでページ数はそれほどでもないです。それに、1ページに数行しか書かれてないところもあって、あっと言う間に読めてしまいます。

さて、中身ですが、…
哲学書によくあるような難解な言葉は一切使われていません。一般の人向けの言葉が並びます。

言葉は難しくはないですが、書かれている内容は、分かるような?分からないような?奥が深いような?深くないような?

全然哲学っぽくないです。哲学というより人生訓のような感じです。



2013年2月2日土曜日

生化学がわかる (ファーストブック)

田中 越郎 (著):生化学がわかる (ファーストブック)、技術評論社 (2011/9/29)

生化学とは生体内で起こっている生命現象の化学です。この本はその生化学をとても分かりやすく説明しています。

本は200ページ近くありますが、半分はマンガなので、入門書としては内容が物足りないと思いますが、入門書というより、専門の勉強をするための前準備の本と言えるかもしれません。

本の最後に、さらに勉強するための本をいくつも挙げてあったのが良かったです。