読書感想文 3行で斬ります
2026年2月6日金曜日
きまぐれロボット
星 新一 (著):きまぐれロボット 、角川書店; 一般文庫版 (2006/1/25)
僅か4ページほどのSF超短編を集めたショートショート。
文学的な表現がほとんどないシンプルな文章で,一編をショートにするため余分な説明が削り落とされています。このため,子供でも読めますが,けっして子供向きという訳でもない。星新一さん独特の世界ですね。
各作品には必ず最後に”おち”があります。「今度はどんな”おち”かな?」と考えながら読むと,とても楽しめると思います。
各作品に登場する人物のアルファベットの名前は実在した人のイニシャルなのかな?ちょっと気になりました。
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2026年1月31日土曜日
AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい! 最悪の未来でも自分だけが助かる本
木内 翔大 (著):AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい! 最悪の未来でも自分だけが助かる本 、KADOKAWA (2025/5/21)
本書は、AIが人に代わって仕事を担うようになり、仮に失業者が世の中にあふれるような状況になっても、AIスキルを身につければ生き残ることができると説く一冊です。
AIに仕事を奪われ、大失業時代が到来するという話は以前からありましたが、私はこれまでそうはならないだろうと楽観的に考えていました。しかし最近、アメリカの大企業が相次いで雇用削減を始めており、その話が現実味を帯びてきたと感じています。
一方で、AIは急速に変化し続けているため、現在のAIに対するスキルを身につけたとしても、それが近い将来のAI時代に本当に役立つのか、またそれで生き残れるのかについては、正直なところよく分かりません。
内容には、著者が所属する会社のPR的な側面も多少あるのかもしれない、と感じました。
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2026年1月28日水曜日
子どもの本を読む
河合 隼雄 (著):子どもの本を読む、講談社 (1996/1/1)
臨床心理学者として著名な河合隼雄氏による一冊です。
本書では、児童文学を対象に、心理学者の視点から深く読み解いた解説が展開されています。
書かれている内容を十分に理解するのはなかなか難しいですが、読み進めるうちに、何となく分かったような気持ちにもなりました。
本書で取り上げられている12人の作家の作品のうち、私が読んだことがあったのは『飛ぶ教室』と『思い出のマーニー』だけでしたが、本書を読んで、ほかの作品にもぜひ触れてみたいと思いました。
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2026年1月24日土曜日
やなせたかし詩集: てのひらを太陽に
やなせ たかし (著):やなせたかし詩集: てのひらを太陽に、河出書房新社 (2024/11/6)
本書は、やなせたかしさんの切なさやさびしさ、そして人への優しさが伝わってくる作品集です。中でも「幸福すぎると こわいから」という一文は、とても心に残りました。
収められている詩には、とてもリズミカルなものがある一方で、詩というよりもエッセイや回想録のように感じられる作品もあり、表現の幅広さが印象的でした。
全体を通して、静かに心に響く詩集だと思います。
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2026年1月21日水曜日
介護・老後で困る前に読む本: 親子で備える知恵と早期の選択で未来を変える!
吉田 肇 (著):介護・老後で困る前に読む本: 親子で備える知恵と早期の選択で未来を変える! 、NHK出版 (2025/7/10)
介護・老後の備えを親子で考えていくために必要な情報が満載です。
高齢者向けの施設の種類が多く,サービスや制度もいろいろあって,とても複雑だというのが分かりました。
ヒートショック対策や家系図の作成など、今まで考えもしなかったことがいろいろ書かれていて、とても参考になりました。
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2026年1月17日土曜日
ハックルベリー・フィンの冒険(下) (岩波少年文庫)
マーク・トウェイン (著), 千葉 茂樹 (翻訳):ハックルベリー・フィンの冒険(下) (岩波少年文庫) 、岩波書店 (2018/1/26)
本書は物語が大きく動く後半部分を収めています。
後半では、ハックは二人のペテン師たちに振り回され、ジムとも離れ離れになってしまいます。
やがてトム・ソーヤと再会し、捕らえられたジムを助け出すために行動しますが、そのために考え出される計画は、あまりにも回りくどく、思わず首をかしげてしまうものばかりです。
「いったい何をバカなことをやっているのだろう」と感じながらも、物語としての勢いと面白さは最後まで失われませんでした。
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2026年1月10日土曜日
ハックルベリー・フィンの冒険(上) (岩波少年文庫)
マーク・トウェイン (著), 千葉 茂樹 (翻訳):ハックルベリー・フィンの冒険(上) (岩波少年文庫) 、岩波書店 (2018/1/26)
「トム・ソーヤの冒険」の続編ですが,主人公がトム・ソーヤから友人のハックルベリー・フィンに代わっています。
ハックルベリー・フィンと黒人のジムがそれぞれの事情で街を出ていき,ミシシッピ川を下っていく,そしてその間に悪党や高貴な一家、ペテン師などと出くわし、様々な騒動に遭遇する、というお話。
トム・ソーヤは無茶苦茶な悪ガキでしたが,ハックルベリー・フィンは浮浪児で無学ながらも賢そうだ。嘘はつきまくるけど...
本書は翻訳が素晴らしく,とても読みやすかったです。
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