2017年11月25日土曜日

知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先 (角川新書)



池上 彰 (著):知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先 (角川新書) ,KADOKAWA (2017/7/20)

トランプさんのアメリカファーストやイギリスのEU離脱など,現在起こっている世界の状況と,それが起こった過去からの経緯を分かりやすく解説しています.

池上 彰さんらしい,とても読みやすい文章.ページ数は多いものの,すらすら読めてしまいます.

就活対策などで,世界情勢をざっと頭の中に入れるには,とても良い本だと思いました.

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2017年11月18日土曜日

「カジュアル系」英語のトリセツ


ルーク タニクリフ (著):「カジュアル系」英語のトリセツ,アルク (2017/8/7)

図書館で借りた4冊の本の中に,なぜか紛れ込んでいたこの本.「ありゃ,この本,借りるつもではなかったのに...」と思いながら,表紙を見たら,Lukeの文字が目に飛び込んできた.

「えっ,Lukeって,もしかして,あのLukeさん?」

"英語with Luke"は英語学習者にはとても有名なブログで,私もよく拝見していたが,そのLukeさんが本を書いているとは知らなかった!

内容は,ネットでよく見かけるとてもカジュアルな英語の解説です.たとえば,
Dunno.「知らない」
Hey bro.「よお」
といった,とても英語とは思えない暗号のような言葉や若者言葉などを取りあげています.

巻末には,こういった言葉のindexがあるので,チャットなどで分からない言葉を見かけたら,これで調べればOK.

これまでにないとてもユニークな本だと思います.

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2017年11月11日土曜日

行動分析学入門―ヒトの行動の思いがけない理由 (集英社新書)

 

杉山 尚子 (著):行動分析学入門―ヒトの行動の思いがけない理由 (集英社新書),集英社 (2005/9/16)

知らない世界に触れてみたいと思って,なんとなく手に取った一冊でしたが,これがなかなか良かった.

本書で解説されている行動分析学は,文字通り「行動を分析する学問」です.心理学の一分野でありながら,”心”を扱わない.行動を,心ではなく,行動随伴性(行動に伴って起こる出来事)で理解するというもの.

具体的な例を多用した解説はとても分かりやすい.ところどころに著者の私的な話が散りばめられていて,それがクッションのようで良いと思う.”ビール”がやたら出てくるが,著者はビール好きの方なのかな?

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2017年11月3日金曜日

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)



河合 雅司 (著):未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書), 講談社 (2017/6/14)

胸に突き刺さる一冊.

少子化による人口減少と高齢化によって,これから何が起こるかについて,年代順に解説している.また,それに対する10の方策を提案している.

女子中学生の「大人たちは何かを私たちに隠している」という言葉はぐさりと来た.大人たちはあまりにも無責任すぎたのではないか?若い人たちの未来を真剣に考えないといけないと痛切に感じた.

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