2021年10月30日土曜日

変身 Metamorphosis (ラダーシリーズ Level 4)

 
フランツ・カフカ (著):変身 Metamorphosis (ラダーシリーズ Level 4), IBCパブリッシング (2016/2/26)

カフカの代表作の変身を70ページ程度の英文に要約した英語学習者向けの本。

朝起きたら虫になっていた男の話ですが、虫の所作の描写が細かくて、目に浮かんできます。

安部 公房の「棒」のような、ある日突然変身してしまう話は本書以外にもいろいろありますが、カフカのこの変身が(たぶん?)本家本元だと思います。なかなか面白い。

2021年10月25日月曜日

AIの雑談力 (角川新書)

 
 東中 竜一郎 (著):AIの雑談力 (角川新書),KADOKAWA (2021/2/10)

人と対話するAIシステムの話.

AIが人間の発話を理解し,発言を生成する方法や,対話破綻の問題などについて解説されています.

今話題のディープラーニングだけでなく,昔ながらのルールベースの方法も今でも使われているのか!

AIと人との対話の話ですが,人同士の対話にも当てはまると感じました.

2021年10月17日日曜日

「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考

 
末永 幸歩 (著):「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考、ダイヤモンド社; 第1版 (2020/2/19)

目に映る世界を忠実に表現する写真にはできないことを、アーティストたちは探求してきた。その探求により生まれた歴史的な作品を題材に、「自分なりの答え」をつくりだすアート思考を教授する本。

タイトルに「13歳からのアート思考」とありますが、中高生対象というわけではなく(むしろ、大人向け)、また、アートだけでなく、ビジネスや人の生き方にも関わる思考法だと思います。

本書はこれまでになかった内容で、とても素晴らしいと思います。

2021年10月9日土曜日

60分でわかる! DX 最前線 (60分でわかる! IT知識)

 
兼安 暁 (著):60分でわかる! DX 最前線 (60分でわかる! IT知識) 、技術評論社 (2021/4/19)

DX(デジタルトランスフォーメーション)は単なるデジタル化ではなく、デジタルによる変革を意味するもので、様々な分野でDXが進んでいます。

本書ではDXの基礎知識だけでなく、世界での動向、様々な業種でのDXによる変革、DXを推進する方法、などがコンパクトに解説されています。

図の文字が小さいのは私にはちょっと辛かった。

2021年10月2日土曜日

バラク・オバマ・ストーリー The Barack Obama Story (ラダーシリーズ Level 4)

 
ニーナ・ウェグナー (著):バラク・オバマ・ストーリー The Barack Obama Story (ラダーシリーズ Level 4), IBCパブリッシング (2013/1/25)

オバマさんの来歴と大統領就任演説が書かれています.

来歴の部分の英文はとても分かりやすい.これなら読める!と思いきや,最後の就任演説は一転して難しい!見たことのない単語がたくさん出て来るし,文法もよく分からない箇所があったりで,結局,アメリカ人の話す生の英語は難しいということだろうか?言葉を変えると,来歴の部分は日本人向けに平易に書かれているということなのかな?