2012年4月29日日曜日

理系のためのクラウド知的生産術 (ブルーバックス)

堀 正岳 (著) :理系のためのクラウド知的生産術 (ブルーバックス) 、講談社 (2012/1/20)

理系の人(特に研究者)を対象に、gmailやGoogleCalenderに代表されるクラウドサービスをいかに活用するかを解説した本。

クラウドサービスを網羅的に列挙するのではなく、筆者が役立つと思ったものに限定して、解説しているのがとてもよかったと思います。

クラウドを使いこなせば、仕事が効率化して、その分、自分の時間を増やせるとは思いますが、...使い方をマスターするまでに時間がかかってしまいます。この本で紹介されていたエバーノートをさっそくインストールして使い始めましたが、使い方がよく分からず、結局、少し使っただけで終了!

この本で紹介されていた「関連する文献が自動的に手元に届くサービス」は良さそうですね!でも、やり方がいまいちよく分からず、クラウドサービスを使いこなせない自分がだんだん情けなく感じてきました。トホホ。



今月は、なんとか4冊をクリアー!

2012年4月22日日曜日

日本トンデモ祭―珍祭・奇祭きてれつガイド

杉岡 幸徳 (著):日本トンデモ祭―珍祭・奇祭きてれつガイド、美術出版社 (2005/9/16)

日本の奇祭を紹介したとてもユニークで面白い本です。

私が知っていたのは、田県神社の豊年祭。巨大○○○を乗せた神輿を担いで練り歩くという、外国にも知られた奇祭です。この本では、この豊年祭にも勝るとも劣らない数々の奇妙な祭りが紹介されています。その奇妙さには圧倒されます!

著者の文章もナイスです。笑わせてくれます。問題点を強いて言えば、写真が小さくて見難いところかな。


2012年4月15日日曜日

史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

Mary Buffett (原著), David Clark (原著), 峯村 利哉 (翻訳) :史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵、徳間書店 (2008/01)

有名な投資家ウォーレン・バフェット氏の発言を著者が教訓集としてまとめたものです。著者の一人のメアリー・バフェットさんは、ウォーレン・バフェット氏の息子の元妻だそうです。今は妻ではないのだから名字はバフェットではないはずですが、...。

125の教訓から構成されていますが、結局、言いたいことは「長期的経済価値の高い会社の株を安い時に買って、長期間保有する」の一点につきそうです。

当たり前のような教訓が多々ありますが、ちょっと面白いかなという教訓もありました。投資家の方々に、この本がどの程度役に立つかはちょっと???です。

2012年4月10日火曜日

世界で一番美しい元素図鑑

セオドア・グレイ (著), 若林文高 (監修), ニック・マン (写真), 武井摩利 (翻訳) :世界で一番美しい元素図鑑、創元社; 初版 (2010/10/22)

元素コレクターの著者が集めた数々の品の美しい写真、そして、ところどころでちょっとふざけた解説文。

掲載されている写真は、純粋な元素の塊だけでなく、その元素を使った化合物や商品、鉱物などです。危険な物もけっこうあります。しかし、これだけよく集めたなあ~。

今回、図書館で借りて読みましたが、この本は手元に置いておきたい一冊です。