2010年4月29日木曜日

ろうそく物語ー偉大な科学者ファラデーの講演本




Michael Faraday (原著),白井 俊明 (翻訳) :ろうそく物語、法政大学出版局 (2005/07)


今から150年も昔(1860年)に偉大な科学者ファラデーが子供たちを対象に行った講演を本にしたもので、ろうそくを題材に様々な化学現象を解説しています。


文章から実験装置や実験の様子を想像するのはなかなか難しいところがありました。解説図がもっとあると分かりやすかったのですが、原本にないのだから、まあしょうがないか。

もし私がこのファラデーの講演を直接聴いていて、本に載っている様々な実験を見ることができたら、おそらく相当感動したと思います。講演を聴いた子供たちを羨ましく思います。

原題は「The Chemical History of a Candle」で、この「ろうそく物語」意外に、別の人が「ろうそくの科学」というタイトルで翻訳しています。私が「ろうそく物語」の方を選んだのは、図書館に「ろうそく物語」の方しか無かったからというそれだけの理由です。









2010年4月18日日曜日

ストレス知らずの対話術

齋藤 孝:ストレス知らずの対話術 、PHP研究所 (2003/4/16)


マッピングと呼ばれる図を使って対話する方法について書かれた本です。

節が適当に短くて、読みやすかったです。

これはマインドマップや連関図のパクリでは?マインドマップを初めいろんな本を参考にして書いておられるのではと思いましたが、参考文献が全く挙がっていないのも気になりました。



2010年4月4日日曜日

パンダの飼い方

白輪 剛史 (著) :パンダの飼い方、PHP研究所 (2010/2/27)


動物商の著者が、パンダやライオン、カピバラなど珍獣、猛獣の飼い方などについて書いたとてもユニークな本です。

いろんな動物の特性や意外な側面について書かれていて面白かったです。

動物を飼うということは、本来自然にいるべき動物を人間が拘束することであり、それを考えるとちょっと複雑な思いです。