2019年12月29日日曜日

Pythonで機械学習入門: 深層学習から敵対的生成ネットワークまで


大関 真之 (著):Pythonで機械学習入門: 深層学習から敵対的生成ネットワークまで、オーム社 (2019/5/31)

前作に引き続き機械学習の解説本。今回はPythonによるプログラミングによりニューラルネットワークを構築する方法が解説されています。

前作ではお妃様と魔法の鏡との対話でしたが、今回は白雪姫ちゃんと魔法の鏡、そして小人たちとの会話で話が進んでいきます。本書の最後の方で、前作の話と繋がります。なかなか面白いと思います。

プログラムの同じ部分が何度も繰り返し出てきて、冗長といえば冗長なのですが、復習をしながら読み進めることができて良いと思います。ただ、その分、ページ数が多く、本が分厚くなっているのが問題かな。

今回はニューラルネットワークの構築にchainerを使っていましたが、keras版の本もぜひ出してほしい!

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2019年12月21日土曜日

VRが変える これからの仕事図鑑


赤津 慧 (著), 鳴海 拓志 (監修):VRが変える これからの仕事図鑑、光文社 (2019/8/21)

VR(ヴァーチャルリアリティ)について、少しは知っているつもりでいたが、全く知らない世界になっていた。

ビデオやネットと同じように、VRの普及を牽引するのもエロか!エロの力、恐るべし。

本書のタイトルは仕事図鑑ですが、どう見ても図鑑の形式にはなってないが、...まあいいか。

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2019年12月14日土曜日

AI以後: 変貌するテクノロジーの危機と希望 (NHK出版新書)


 丸山 俊一 (著), NHK取材班 (著):AI以後: 変貌するテクノロジーの危機と希望 (NHK出版新書)、 NHK出版 (2019/10/10)

物理学、倫理学、哲学、著述の各分野で、AIと関わっている異色の4人。この方々が現在や未来のAIをどう見ているのか?

なかなか難しい。ほんとうは簡単なことを主張しているのかもしれない。それをレトリックで意図的に難しく書いている感じがしないでもない。

4人の中では、ケヴィン・ケリー氏は分野が私に近いので、一番、理解しやすかったかな。

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2019年12月7日土曜日

『英語の決定版』 電話からメール、プレゼンから敬語まで


 ジェームス・M・バーダマン (著), マヤ・バーダマン (著):『英語の決定版』 電話からメール、プレゼンから敬語まで、朝日新聞出版 (2019/10/18)

ビジネスで使う英語フレーズを集めた本。

それぞれのフレーズに対して、丁寧さの度合いが三段階で表示されているのが、何といっても良い。

著者お二人の関係がちょっと気になりました。親子にしてはちょっと歳が離れすぎ?

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2019年12月1日日曜日

シリーズ人体 遺伝子 健康長寿、容姿、才能まで秘密を解明!

 
NHKスペシャル「人体」取材班 (著):シリーズ人体 遺伝子 健康長寿、容姿、才能まで秘密を解明!、講談社 (2019/9/12)

タバコの害があるかどうかはその人の遺伝子で決まり、喫煙習慣のある長寿者がいる、

DNAの情報から顔の形を再現できる、

遺伝子のスイッチON/OFFで、その人の運命が変わり、さらに子や孫の運命まで変わる、

などなど、私には、かなり衝撃的な内容でした!

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2019年11月23日土曜日

友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」


 山中 伸弥 (著), 平尾 誠二・惠子 (著):友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」、講談社 (2017/10/4)

平尾誠二さんと山中伸弥さんが出会ってから、平尾誠二さんが亡くなるまでの友情の話。

平尾 誠二さんはやっぱりかっこいい、外見も内面も。それに劣らず山中伸弥さんもかっこよく感じました。

男が男に惚れるとはこういうことなのだろう。友情という言葉は安っぽく感じる。これはやはり愛情なんじゃないかな。

羨ましいな、こんな友情!

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2019年11月17日日曜日

おしゃべりながんの図鑑 病理学から見たわかりやすいがんの話


小倉 加奈子 (著):おしゃべりながんの図鑑 病理学から見たわかりやすいがんの話、CCCメディアハウス (2019/6/27)

患者さんの細胞や組織を顕微鏡で調べるという病理医の仕事とがん細胞について、たくさんのイラストを使って解説しています。

内容はとてもGOODです...が、がんで苦しむ患者さんやその家族は本書のタイトルに嫌悪感を覚えるかもしれないと、ちょっと心配しました。

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2019年11月13日水曜日

世界のかわいい動物の赤ちゃん


世界のかわいい動物の赤ちゃん、パイインターナショナル (2019/8/13)

いろいろな動物の赤ちゃんの写真集です。カワイイ系の動物の赤ちゃんはもちろんですが、怖い獣でも赤ちゃんは可愛いです。

いやはや癒やされます。

表紙のミーアキャットも可愛いけど、一番気に入ったのは親の背中に乗るオポッサム!

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2019年11月9日土曜日

「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」 (ブルーバックス)


櫻井 武 (著):「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」 (ブルーバックス) 、講談社 (2018/10/17)

「こころ」とは何か、そして、どのようにして生じるか、を脳科学で解き明かす本。

情動を生み出す大脳辺縁系と報酬系がこころのもと、...というところは何とか理解したが、いやはや複雑だ。

「こころ」って高度な社会を構成する人間特有のものかと思っていましたが、けっこう動物的で、ある意味、原始的な感じはしました。

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2019年11月3日日曜日

図解即戦力 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書


山口 達輝 (著), 松田 洋之 (著):図解即戦力 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書、技術評論社 (2019/9/2)

機械学習とディープラーニングの解説書ですが、入門書と数式いっぱいの専門書とのちょうど中間を目指しています。

立ち位置は以前読んだ機械学習図鑑と似た感じですが、この本の方がちょっと突っ込んだところまで扱われています。一方、機械学習図鑑はPythonのプログラムまで載っている点が、本書にはない特徴的な点ですね。

どちらの本も他の入門書を読み終えてから、読むのがいいと思います。

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2019年10月26日土曜日

死ぬまでボケない 1分間“脳活"法 (ワニブックスPLUS新書)

 
帯津 良一、鳴海 周平 (著):死ぬまでボケない 1分間“脳活"法 (ワニブックスPLUS新書)、ワニブックス (2017/6/8)

1分間でできる脳活法がたくさん紹介されています。全部実践したら何分かかるのだろうか?

帯津氏は高齢の医師ですが、太極拳にも精通されていることもあって、東洋医学の観点からの記述が多いです。

毎日飲酒されているようで、睡眠時間もとても短く、健康的な生活をされているとはとても思えないのですが...。人によって健康的な生活は異なるということでしょうか?

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2019年10月19日土曜日

史上最強図解よくわかる社会心理学


 小口孝司 (監修):史上最強図解よくわかる社会心理学、ナツメ社 (2013/5/10)

個人の心理、対人の心理、集団・組織の心理、社会の心理、について分かりやすく解説している。

監修は心理学の専門家ですが、執筆はだれなのでしょうか?

この本で書いてあることって、日本と某国との関係にとてもよく当てはまる!と思いました。

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2019年10月12日土曜日

データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい


松本 健太郎 (著):データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい、毎日新聞出版 (2018/9/28)

「アベノミクスで景気は良くなったか?」、「人手不足なのにどうして給料は増えないか?」など、最近の話題を10個取り上げ、データで読み解いていく、という本です。

なかなか興味深い!

データサイエンスというと、統計学+機械学習で、ガチガチの数学の世界というイメージが強いですが、本書では超入門ということで、数式はまったく使わず、方法論の解説もあまりなく、データサイエンスの面白さだけを読者に伝える、といった内容になっています。

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2019年10月5日土曜日

日本人が意外と知らないにほんの話

 
にほん再発見研究会 (著):日本人が意外と知らないにほんの話、幻冬舎 (2010/9/1)

日本に関する雑学集。

日本語、日本人の発明、食べ物、日本人、日本地図、習慣、芸能・スポーツ、伝説に関する雑学がそれぞれ10項目取りあげられていて、合計で80の雑学が載っています。

ほとんどは知らない話で、雑学知識を増やすにはいいと思いました。

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2019年9月29日日曜日

免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)

 
宮坂 昌之 (著), 定岡 恵 (著):免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)、講談社 (2018/12/19)

慢性炎症がなぜ起こるか、どんな病気を引き起こすか、そしてその治療法と予防法、について解説しています。

最初の免疫学の基礎の話は、同じ内容の文が繰り返し出てきて、冗長と言えば冗長なのですが、反芻しながら読めて理解しやすいです。

父と娘の共同執筆ということで、何かちょっと羨ましい。

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2019年9月25日水曜日

おやすみフクロウ

 
河出書房新社編集部 (編集):おやすみフクロウ、河出書房新社 (2016/4/25)

かわいいフクロウたちの写真集。癒されます。

おおむね可愛いが、...一羽だけ妖怪みたいなのがおった!

フクロウの種類が書いてあると良かったかな?

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2019年9月21日土曜日

これからのビジネスマンに絶対必要な教養 テクノロジー見るだけノート


山形 浩生 (監修), 安田 洋祐 (監修):これからのビジネスマンに絶対必要な教養 テクノロジー見るだけノート、宝島社 (2019/5/25)

宇宙、AI、自動車、医療、農業、製造、戦争といった様々な分野の最新テクノロジーが概説されています。

見開き2ページで一つのテクノロジーが紹介されていて、章末には各分野でのスタートアップ企業が紹介されています。

イラストが半分以上で、すらすら読めます。表紙に「2時間で頭に入る」と書かれていますが、さすがに2時間では無理でしょ。

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