2010年8月19日木曜日

カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る

水木 しげる (著) :カランコロン漂泊記 ゲゲゲの先生大いに語る,小学館; 新装版版 (2010/4/6)


図書館で水木 しげるさんの本を捜していたら,ほとんどが貸しだし中で,この本しかなかったので,とりあえず借りて読むことに....

この本は,水木しげるさんのエッセイなのですが,半分は文章によるエッセイで,もう半分はマンガによるエッセイです.

内容は,子供の頃の話,戦争中の話,水木さんが出会ったケッタイな人々の話,そして幸福論です.


世の中にはどうしようもなく不幸な人がいて,本人の努力ではどうにもならないことや、戦争の愚かさ,幸福・不幸とはいったい何なのか?などなど、いろいろ考えさせられました.
面白いというより,考えさせられる内容だと思います。

水木さんの生前墓の話があり、墓の左右にねずみ男と鬼太郎の石像があって、壁面には40体以上の妖怪が彫られているそうな。実物を無性に見たくなってしまった。


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