2026年6月27日土曜日

日本の祭り 解剖図鑑 最新版

久保田 裕道 (著):日本の祭り 解剖図鑑 最新版、エクスナレッジ、2023/8/18

祇園祭やねぶたのような有名な祭りだけでなく、地方のあまり知られていない祭りも数多く取り上げられていました。また、一般には祭りと認識されていないような地域限定の民俗行事まで紹介されており、日本には実にさまざまな伝統文化が残っていることに驚かされました。

図解も多く、内容はとても興味深かったです。ただ、その一方で、小さな文字で説明が書かれている部分があり、個人的にはとても辛かったです。

それでも、日本の祭りの奥深さや地域文化の多様性を知ることができる、非常に面白い一冊でした。

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2026年6月20日土曜日

図解でわかる高齢者と終活

的場隆之 (著):図解でわかる高齢者と終活、中央法規出版、2025/11/5

いわゆる終活に関する解説書です。

本書では、生前整理と終活、終末期の医療、看取りに関するケア、葬儀などの死去後のこと、さらに遺言や相続まで、非常に幅広い内容が扱われています。図解も多く、全体として分かりやすくまとめられていました。

ただし、これだけ広範囲の内容を約200ページに収めているため、どうしても一つ一つの説明はやや薄く感じました。入門書として読むには良いですが、詳しく知りたい場合には別の専門書も必要だと思います。

その点で、本書には参考文献が数多く挙げられており、さらに学びたい人への配慮が感じられました。終活について全体像を知るための最初の一冊として役立つ本だと思いました。

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2026年6月13日土曜日

ボッコちゃん (新潮文庫)

星 新一 (著):ボッコちゃん (新潮文庫) 、新潮社、1971/5/25

本書は、他書に既に収録済みの作品から50編を著者自身が選んだ短編集です。私が以前読んだことのある作品も含まれていました。

各作品には落語のように必ずオチがあります。「今度はどんな結末だろう」と予想しながら読むのですが、私の推測はことごとく外されました。短い物語の中で、読者の予想を裏切る展開を作り出せる星新一の発想力は本当にすごいと思います。

特に印象に残ったのは「最後の地球人」です。この作品は、日本の人口が増え続けていた時代に書かれたものですが、その頃にこのような未来を想像していたことに驚かされました。短い作品でありながら、いろいろと考えさせられる内容でした。

どの作品も短くて読みやすく、気軽に楽しめる一冊だと思いました。

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2026年6月6日土曜日

東京大学の先生伝授 文系のためのめっちゃやさしい 超ひも理論

松尾 泰 (監修):東京大学の先生伝授 文系のためのめっちゃやさしい 超ひも理論 、ニュートンプレス、2021/3/15

現代物理学の最先端である超ひも理論を文系向けにやさしく解説した入門書です。難解になりがちな数式や専門的な議論は極力省かれ、概念の理解に重点が置かれています。

すべての素粒子は「ひも」であり、世界は9次元空間で成り立っているという考え方は非常に衝撃的でした。

約300ページありますが文字量は少なく、あっという間に読める一冊でした。

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