粘菌というアメーバ状単細胞生物に、迷路を解かせたり、カーナビのように最短経路を求めさせたり、...というお話。イグノーベル賞受賞で話題になりました。
迷路を解かせるなどの実験をしただけかと思いきや、粘菌の行動を数学モデルで記述して、シミュレーションまでされています。いいかげんか研究ではないのですね。
この本を読むまでは、脳を持たない単細胞生物がなぜ迷路を解けるのか不思議でしょうがなかったのですが、この本を読んで納得しました。とても単純な行動原理でも“知性”のようなものを実現できるのには驚きました。
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