R.L.スティーヴンスン (著):宝島 (岩波少年文庫 528)、岩波書店、2000/10/18
本書は、海賊から手に入れた宝島の地図をもとに、少年ジムが大人たちとともに宝探しの旅へ出る冒険小説です。次々と起こる出来事に引き込まれ、最後まで楽しんで読むことができました。
主人公はジムですが、物語の中で最も印象に残ったのは、狡猾でありながら不思議な魅力を持つ悪人シルヴァーでした。単純な悪役ではない複雑な人物像が描かれており、物語に深みを与えています。
また、外見や言葉遣いだけで人を信用してはいけないという教訓も感じられました。一方で、帆船に関する描写は詳しい反面、現代人には少しイメージしにくい部分もありました。それでも、時代を超えて読み継がれる名作であることに納得できる、読み応えのある一冊でした。
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