2011年4月26日火曜日

日本経済の不都合な真実―生き残り7つの提言

辛坊 治郎 (著), 辛坊 正記 (著): 日本経済の不都合な真実―生き残り7つの提言、幻冬舎 (2011/01)

本書では、日本の経済状況が危険水域にあることを警告し、それを解決する方法を提言しています。国債バブルも社会保障費の急増もやはり相当ヤバイのですね。改めて痛感しました。

“はじめに”での辛坊さんのふざけた文章は笑いました。本文もこの調子でふざけてくれたら、もっと楽しく読めたと思います。

経済を左右する様々な要素の因果関係を素人でも分かるように解説しよう、という著者の気持ちは伝わってきます。でも、経済が門外漢の私には、やはり難しい。辛坊さんをもってしても、すっきりは理解できませんでした。

この本や経済ってそういうことだったのか会議を読むと、規制を緩和して競争させる小泉改革は正しかったのかと思うし,星守る犬を読むと、生きていけない負け組を生み出す小泉改革はダメだと思ったりもします。何かもっといい政策があるのではと素人ながら感じました。



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