佐藤雅彦 (著), 竹中平蔵 (著):経済ってそういうことだったのか会議,日本経済新聞社 (2002/09)
佐藤氏と竹中氏の対談を通して,「経済とはどういうものか」を解説する本.
これまで経済関係の本を何度も読もうとしたのですが,いずれも途中で断念してしまっていました.でも,この本はとても分かりやすく,かつ,面白く,最後まであっというまに読めました.
経済の語源が「共同体のあり方」だという最初の話で、目の前にあった高い「経済学」の壁がいっきに崩れ去った感じがしました。ほんとうに「そうだったんですか!」という感じです。
佐藤氏,竹中氏の個人的な意見や考え方が入っていると思われるので、そういう意味では純粋な解説本ではないと思っています。ちゃんと勉強するためには、やはり、お堅い経済学の本を読まないといけないのかな?
この本を読んで、竹中&小泉時代が正しかったのかと思うようになりました。竹中さんって何か凄い。もちろん佐藤さんもだけど。続編が出版されることを期待します。
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