柴田 トヨ (著): くじけないで、飛鳥新社 (2010/3/17)
読み始める前は「99歳(もうすぐ100歳)の詩集」という話題性だけの本かと思っていました。でも、最初の詩を読んですぐに、それだけではないことが分かりました。
いくつかの詩では、情景が目の前に浮かんできます。時にはパステルカラーで、そして時にはセピア色で、母との思い出や日常、そして、トヨさんの心の景色が浮かんできます。
詩の中に、陽、雲、風という言葉がよく出てきます。年齢からして、外出されることはほとんどなく、縁側で陽の光や風、雲を感じておられる様子を(勝手に)想像しました。限られた空間の中での、この詩の感性はすばらしいと思いました。
元気づけられ、癒されました。ありがとう!トヨさん。
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