以前、読んだ「ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉」の続きです。
下巻でも、基本は、「いたずら好きのファインマン教授の大冒険」です。
でも、そんな中で、「誤差は7パーセント」の話だけは明らかに他の話と違っていました。新しい発見で興奮状態のファインマン。その興奮がまるでドラマを見ているように伝わってき、読んでいるこちらまで興奮してきます。冗談のような話が多い中、「やっぱりこの人は科学者なんだ」と思わせる一節でした。
また、日本訪問時の話も、私が日本人であるがゆえ、興味を引かれました。批判的な話が少なくない中で、日本に対してはおおむね好意的なようで、ほっとしました。
しかし、いろんな意味で凄い人だなあ。
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