2012年3月8日木曜日

磯野家の相続

長谷川 裕雅 (著) :磯野家の相続,すばる舎 (2010/9/21)

以前読んだ「磯野家の相続税」がなかなか分かりやすかったので,その前作にあたるこの本も読むことにしました.

磯野家の相続税」と同様な書き方で,あの磯野家を題材に,相続や遺言書などについて解説するという内容です.磯野家の相続シミュレーションを用いて説明しているので,とても分かりやすいのですが,「磯野家の相続税」に比べると,ところどころ難解なところもありました.「磯野家の相続税」と重複する部分はありません.

遺言書は,ちゃんとルールに従って書かないと無効になるとことがよく分かりました.こんなルールを知っている人はどの程度いるのでしょうか?たぶん,世の中にある遺言書のほとんどは無効になるのではと思いました.

それと,この本の後半から,磯野家が登場しなくなり,普通の相続の解説になってしまっています.どうせなら最後まで登場させて欲しかったです.まあ,...でも,...「磯野家の相続税」と同じく,良書です!

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