ビートたけし (著):裸の王様 (新潮新書)、新潮社 (2003/4/10)
「王様は裸だ!」と叫んだ少年のように,ビートたけしが「何か変だ!おかしい!」と思うことをストレートに言ってくれています.
日本の経済,政治,社会,世界の状況,そして人生まで,幅広く,そして,容赦なく打った斬っています.他の人がこんなことを言ったら,たぶんかなり非難されると思いますが,それが許されるビートたけしとは実に得な人物だと思います.
ハチャメチャなところもありますが,同感できるところもあり,また,考えさせられるところもありました.特に,「環境のせいにしたり,心の病を持ち出すのは,競争から降りるための理屈が欲しいから」というのは私の心に刺さってきました.私は結局,降りるための理屈が欲しかったのかと...
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