斎藤 孝:コミュニケーション力 (岩波新書)、岩波書店 (2004/10)
コミュニケーション全般についての著者の考えを示した本で、なかなか良い本だと思いました。
残念なのは、著者の他の本で述べられていることがかなり含まれている点です。コミュニケーションという切り口で、他の本の内容を含めてまとめた、という感じです。
コミュニケーションでは、話の流れをつかむ「文脈力」が重要であることや、意味を伝えあうだけでなく感情も重要であること、リベートを教育に取り入れるのは良くないこと、など共感できる点やなるほどと思う点が多々ありました。
最後の周りから無視されて自殺した子供の話は、コミュニケーションの重要性を再認識させられました。
やはり大事なのですね、コミュニケーション。
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