2025年1月25日土曜日

ちょっと不運なほうが生活は楽しい


田中 卓志 (著):ちょっと不運なほうが生活は楽しい、新潮社 (2023/8/31)

アンガールズ田中さんのエッセイ集です。子供のころの話や芸人になってからの話など、いろいろ満載。笑える話もあれば、心温まる話もあって、なかなか良い!文章もよく書けていると思います。

ご自身がブサイクだと認識されているのが本書でよく分かりましたが、田中さんって外見はそんなにブサイクとは思わないです。所作がキモいだけですが、それもお笑いのためにそうされているのかと思っていました。考えてみれば三高(高身長、高学歴、高収入?)だし、お笑いの人でなければ、女性からそんなに嫌がられることはないんじゃないかな?

とりあえず結婚できて、良かったですね。おめでとうございます。

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2025年1月18日土曜日

休養学: あなたを疲れから救う

片野 秀樹 (著):休養学: あなたを疲れから救う、東洋経済新報社 (2024/2/28)

長時間寝たりゴロゴロしたりではなく、積極的な休養によって疲れを取る方法が提案されています。

積極的休養として以下の7つのタイプを挙げています。
・生理的休養(休息タイプ、運動タイプ、栄養タイプ)
・心理的休養(親交タイプ、娯楽タイプ、造形・創造タイプ)
・社会的休養(転換タイプ)

私にはかえってストレスが増えそうなものもありますが...

とりあえず簡単にできそうなものとして、朝のストレッチを毎日することにしました。血流をよくすると、なんだか調子が良くなった気がしました。

2025年1月11日土曜日

宇宙から考えてみる「生命とは何か?」入門 (14歳の世渡り術)

松尾 太郎 (著):宇宙から考えてみる「生命とは何か?」入門 (14歳の世渡り術)、河出書房新社 (2023/10/23)

「地球外での生命の存在を探査する」というテーマは、とても興味をそそられました。

本書は、以下の3つの問いを軸に構成されています:
・人類は宇宙をどのように考えてきたのか?
・人類は生命をどのように考えてきたのか?
・宇宙には、私たち以外の生命が存在するのか?

これらを通じて、これまでの天文学や生物学の歴史も学ぶことができます。

本書のメインテーマである「地球外生命の探索」はもちろん魅力的ですが、天文学と生物学がそれぞれ望遠鏡や顕微鏡の発展によって、同じ時期に進展したという点も興味深かったです。

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2025年1月4日土曜日

ドン=キホーテ (21世紀版・少年少女世界文学館 第21巻)


ミゲル.デ・セルバンテス (著), 安藤 美紀夫 (解説, 翻訳):ドン=キホーテ (21世紀版・少年少女世界文学館 第21巻)、講談社 (2011/3/18)

騎士道物語を茶化すためにセルバンテスが1600年代に書いた小説で、時代を超えて世界の人々に愛される不朽の名作です。

騎士道物語の読み過ぎで現実と物語の区別がつかなくなったドン=キホーテが、さすらいの騎士として冒険の旅をする話です。

彼自身が夢見る崇高な騎士道の世界と、現実世界とのギャップによる滑稽な出来事で彩られています。なかなか笑えます!

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