2023年9月2日土曜日

伊豆の踊子・泣虫小僧 (21世紀版・少年少女日本文学館9)

 
川端 康成 (著), 林 芙美子 (著), 風間 完 (著):伊豆の踊子・泣虫小僧 (21世紀版・少年少女日本文学館9)、 講談社 (2009/2/27)

明治・大正・昭和の3つの時代を生きた二人の文豪,川端康成と林芙美子の以下の作品が収録されています。

伊豆の踊子(川端康成):大学生が旅先で出会った幼く純粋無垢な踊り子との淡い恋。
百日堂先生(川端康成):百日間無言を通すというアホなことを実行した百日堂先生の話。女性には全く興味なさそうでも,やっぱり過去にはあったのね!
掌の小説(抄)(川端康成):とても短い小説8編。
風琴と魚の町(林芙美子):著者が子供の頃,家族と行商で各地を渡り歩き,たどり着いた広島の尾道で住むことに...。林芙美子さんってめっちゃ食いしん坊で,ちょっと可笑しかった。それで太っていたのかな?
泣虫小僧(林芙美子):母親や叔母たちに疎まれながらも,やっぱりお母さんが好きなのね。

子供向けの解説が入っていて,とても分かりやすかったです。

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