2015年7月4日土曜日

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

篠田 桃紅 (著):一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い、幻冬舎 (2015/4/8)

「人それぞれ様々な生き方がある」と「私にはこんな強い生き方はできない」いうのが、この本を読んで感じたことです。

他人との持ちつ持たれつの関係で生きていくのも良し、著者のように一人で生きていくのも良し。結局、自分の生き方に対して、本人が満足できれば、その人にとって良い生き方、ということになるのだろう。生き方の客観的な良否の判断など、人によって価値観が違うのだからできないと思う。

とはいえ、他人の生き方というのはやはり気になるものだ。泉谷しげるの春夏秋冬で「となりを横目でのぞき、自分の道をたしかめる」という歌詞があるが、人によって違うというのが分かっていても、のぞきたくなってしまう。

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