2013年5月19日日曜日

生き方―人間として一番大切なこと

稲盛 和夫 (著):生き方―人間として一番大切なこと、サンマーク出版 (2004/07)

京セラの稲盛氏の生き方指南。

主な主張点は、”強烈に思い続け、懸命に頑張れば、思いは実現する。そして、人間として正しく生きることが重要。”
これらは、当たり前のように思えます。でも、稲盛氏の言う”強烈”や”懸命”は我々の考えるものとはちょっとレベルが異なります。稲盛氏のモーレツな生き方が伝わってきます。

最初は、宗教じみた話にちょっと引いてしまいましたが、そのうちに引き込まれていきます。それとともに、いろいろな疑問点も感じました。たとえば、稲盛氏は「利他の心で生きる」と述べていますが、「競合他社の利益まで稲盛氏は考えて、経営されたのか?」などです。

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