2012年9月2日日曜日

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)

長谷川 英祐 (著) :働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)、メディアファクトリー (2010/12/21)

読み始める前は、「怠け者の人が自分を正当化するために読むような本か?」、と勝手に思い込んでいましたが、...

ぜんぜん違ってました。

まったくの生物学の本です!

アリやハチなど、集団で社会を作って行動する生物について書かれた本です。本書によると、働かないアリも、いざとなったら行動するようです。人間の場合はどうかな...?いざとなっても行動しそうにない人たちもたくさんいるように思えます。ある意味、アリの方が社会性があるのかもしれないと思いました。

その他、交尾したとたんオスの腹を食いちぎるメスのアリの話など、おぞましい話や興味深い話が多々紹介されています。なかなか面白い本だと思いました。

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