ジョナサン・スウィフト (著), 加藤 光也 (翻訳):ガリバー旅行記 (21世紀版・少年少女世界文学館 第4巻),講談社 (2010/10/19)
有名な小人国の話は以前から知っていましたが、それ以外の内容は知らなかったため、今回改めて読んでみました。
本書には、小人国のほかに、大人国、空飛ぶ島、馬の国の話が収められています。児童向けにわかりやすく解説が付けられており、たいへん読みやすかったです。
飛ぶ島の名前は「ラピュータ」。スタジオジブリのアニメ作品のタイトルは、ここから取られているのだと分かり、興味深く感じました。
物語全体に、人間社会に対する風刺が巧みに織り込まれており、どの描写が何を風刺しているのかを考えながら読むと、より一層楽しめると思います。単なる児童文学ではなく、風刺小説としての深みもある作品でした。
詳細はこちらから
0 件のコメント:
コメントを投稿