2018年6月30日土曜日

CD付 50のフレーズで500通りの表現をモノにする 英会話なるほど練習帳 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)


スティーブ ソレイシィ (著),ロビン ソレイシィ (著):CD付 50のフレーズで500通りの表現をモノにする 英会話なるほど練習帳 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ),アルク (2001/3/20)

ソレイシィ親子による英会話の練習帳です.

同著者による「英会話なるほどフレーズ100」から半分のフレーズを取り出し,穴埋め式問題でフレーズを習得するというものです.残りの半分は,「英会話ペラペラ練習帳」で取り挙げられています.ですから,「英会話なるほどフレーズ100」が本書の親なら,「英会話ペラペラ練習帳」は兄弟といったところ.

難しい特異なフレーズはなく,よく使い,かつ,応用のきくフレーズが厳選されていて,なかなか良かったと思います.

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2018年6月23日土曜日

みんなでつくるAI時代 これからの教養としての「STEAM」


伊藤 恵理 (著):みんなでつくるAI時代 これからの教養としての「STEAM」,CCCメディアハウス (2018/3/1) 

本書のサブタイトルにあるSTEAMという言葉はscience(科学)、Technology(技術)、Engineerring(工学)、ART(芸術),Mathmatics(数学)の頭文字を取ったもので,欧米では,科学的教養を身に付けるため,このSTEAM教育に力を入れているそうだ.

本書は,著者の専門の航空管制のAI(かなり広い意味でのAIです.AIの専門家は違和感を感じるかも?)の話を核に,このSTEAMの重要性や科学に関わる仕事をするために必要な能力とその鍛え方など,様々な話が盛り込められています.それぞれの話はなかなか興味深い.

たくさんの本が紹介されていたので,それらもぜひ読んでみたい.
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2018年6月17日日曜日

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術


伊藤 羊一 (著):1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術,SBクリエイティブ (2018/3/14)

人に説明するとき,分かりやすく説明して,その人に理解してもらうことが目的だと今まで思っていました.

本書はそうではないと説く.

人に動いてもらうために説明するのだから,人に動いてもらって初めて目的を達成したと言える,というのが本書のメインの主張点です.

従来のプレゼンのハウツウ本とは明らかに異なる,とても良い本だと思います.

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2018年6月10日日曜日

自分を受け入れるためのマインドフルネス


 伊藤 翠 (著):自分を受け入れるためのマインドフルネス,文芸社 (2016/2/27)

注意集中力を鍛える瞑想とマインドフルネス瞑想に付いて書かれた本.どちらも呼吸に意識を向けるという点では同じだ.

前者はとにかく呼吸に集中!後者は,心の中で何かを感じて呼吸から意識が離れた時に,感じていることを短い言葉でラベル付けして,再び呼吸に意識を戻す,という点が前者と異なる.

たぶん,このラベル付けは,自分の心を第三者的に見ることによって,その心に意識を引きずられないようにするのだろうと思う.

誰でも簡単に実践できそうだ.

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2018年6月3日日曜日

学問、楽しくなくちゃ


益川 敏英 (著):学問、楽しくなくちゃ,新日本出版社 (2009/10)

ノーベル賞受賞者の益川さんの講演,インタビュー,雑誌の記事などを集めた本.

基礎の勉強が重要で,専門外の本を読むことや友人と議論することも大事,と説いておられる.たしかに!

共感できる点が多い一方で,同じ話が何度も出てくるのはちょっと残念でした.講演や記事の寄せ集めなのでしょうがないと言えばしょうがないけど,もうちょっと何とかならなかったのかなあ?

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