谷口 忠大 (著):記号創発ロボティクス 知能のメカニズム入門 (講談社選書メチエ) 、講談社 (2014/6/11)
図書館で見つけたよく分からないタイトルの本。
「何、これ?」と思いましたが、この分からないタイトルが私を引き付けてしまった。未知の世界に出会うときのワクワク感を持って、読むことにしました。
内容はというと、...ロボットの感覚器(視覚、聴覚、触覚など)で外界から得たデータと運動器(ロボットの腕など)による外界に対する操作を通して、ロボットが言語を学習したり、概念を獲得したり、というお話。まるで言葉も知らない幼児が学習するようで、人工知能もここまで来たかと、驚きました。
かなり専門的で難しいです。ある程度の予備知識がないと、読み通すのは困難かもしれません。文章には、軽さはなく、かなりしっかりした堅い文だと思います。
著者の谷口忠大さん、どこかで見たことのある名前だと思ったら、ビブリオバトルの考案者でした。
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