2014年3月28日金曜日

新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿 (ブルーバックス)

山科 正平 (著):新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿 (ブルーバックス) 、講談社 (2006/9/21)

電子顕微鏡で捉えた写真を用いて,様々な細胞とその小器官を解説した本.

一般的な細胞生物学の本ではイラストを使って解説している場合が多いですが,この本では,大きな写真と必要に応じてイラストも使って説明しています.写真はとても鮮明で迫力があります.実際の細胞の姿(と言っても,写真のほとんどは死んだ細胞の姿ですが,...)を見ることができる貴重な本だと思います.

ただ,写真があると分かりやすいか,..というと,そうでもない感じもしました.解説文で,「写真でここはこうだ」と書かれていても,何となくそうなのかな~としか思えないです.解説には,やはり写真より図の方が分かりやすいですね.

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