2015年12月8日火曜日

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

佐野 洋子 (著):100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)、講談社 (1977/10/19)

この絵本を読むきっかけは、「100万分の1回のねこ」という本を新聞で見かけたから。「100万回生きたねこ」に捧げる短篇集で、谷川俊太郎をはじめとする13人の著名な方々による執筆です。そう言えば、この名作と名高い「100万回生きたねこ」をまだ読んでなかったな、と思い、読むことにしました。

愛される側だった時は分からなかったことが、愛する側になってみて分かった、というような話だと思います。分かるまでこの猫を神様が生き返らせたのだろうか?100万回も生きたことは、猫に課せられた試練だったのか?100万回も死んで、自分を愛してくれた様々な人々を泣かせ、そして、最後に泣かせた分だけ自分が泣いて、やっと永遠の眠りにつくことができた、ということなのだろうと思います。

絵本ですが、子供には分かるのでしょうか?これ、大人向けでしょ。
   

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