2013年9月16日月曜日

まじめな とんでもない世界―宇宙に広がる意識のさざなみ

奥 健夫 (著):まじめな とんでもない世界―宇宙に広がる意識のさざなみ、海鳴社 (2009/03)

忙しくて、仕事と関係ない本など読んでいる場合ではないはずだが、...それでも私に読ませてしまう、この本はいったい何なのだろう?

人間の意識を物理学の量子論で扱うという内容で、量子論の観測問題と非局在性をベースに意識と量子論の関係を論じています。

著者の専門は材料科学であって、量子論ではありません。著者の量子論の解釈にひょっとしたら間違いがあるのかも知れないという気もしました。これについては、量子論の専門家の意見を聞いてみたいところです。

以前、村山 斉 (著) :宇宙は本当にひとつなのか (ブルーバックス)で、”物質にくっついて別の世界が存在する”というような話を目にして以来、「ひょっとしたら何か(我々の物質世界以外の何か)があるんじゃないか」と思うようになりました。この世界とこの本で論じている内容と何か関係があるのかもしれないという気もしました。

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