2025年12月13日土曜日

ネイティブを動かすプレミアム英会話50


加藤 友朗 (著), 現代 洋子 (イラスト):ネイティブを動かすプレミアム英会話50、 新潮社 (2020/4/22)

日本人にはあまり馴染みはないけど,ネイティブがよく使う50のフレーズを集めた本。

英会話の基本的なフレーズは既に知っていて,さらにネイティブの言い回しを知りたい人には最適です。

著者はアメリカで長年医師をされている日本人です。

漫画の部分はアメリカの医療現場での日本人研修医が主人公になっていて,なかなか面白いです。

それと,Topicではニューヨークの季節のいろいろな行事が分かるのも良いです。

なかなかの良書だと思います。気に入りました!

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2025年12月6日土曜日

トム・ソーヤーの冒険 下 (岩波少年文庫 94)


マーク トウェイン (著), 石井 桃子 (翻訳):トム・ソーヤーの冒険 下 (岩波少年文庫 94)、岩波書店 (2001/10/18)

後半はトムとベッキーが洞窟の中で迷子になるわ,ハックはダグラス夫人を助け,そして悪党が隠した金貨を探し当てるわ,でいろいろありました。

ところどころで訳者の苦労の後が見られます。原文はそうとう読みにくいのではないかなと推察します。主人公は少年ですが,これ,ほんとうに児童文学ですか?

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2025年11月29日土曜日

トム・ソーヤーの冒険 上 (岩波少年文庫 93)


マーク トウェイン (著), 石井 桃子 (翻訳):トム・ソーヤーの冒険 上 (岩波少年文庫 93)、岩波書店 (2001/10/18)

トム・ソーヤー,一言でいえば悪ガキだ。

つまらないものを友達と交換したり,よく分からないいろいろなおまじないを信じたり,子供らしいと言えばそうだが、...。

前半では、おばさんからは叱られてばっかりだし,好きなベッキーからは冷たくされるしで,友達と3人で町を出て,海賊になるため川の中州で生活するも,数日後,結局は戻って来る,という展開です。

原文のせいか,翻訳のせいかよく分かりませんが,文章はちょっと読みづらい感じでしたが,読んでいるうちにだんだん慣れてきました。

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2025年11月22日土曜日

「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)


コリン ジョイス (著):「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)、NHK出版 (2006/12/7)

イギリス人の目に日本社会や日本人はどう映るのだろうか?

日本人の私も知らないことも書かれていて,なかなか面白かったです。

本書で紹介されていた以下の3か所はぜひ行ってみたいです。
浅草の神谷バー:東京で最古の西洋風バーで,デンキブランというお酒が有名(らしい?)
両国のポパイ:ビールの品揃えが豊富
銀座 ライオン・ビアホール

本書は20年近く前に書かれたものですが,著者のコリン ジョイスさんはさらに欧米化した現代の日本社会からはまた違った印象を受けるかもしれないと思いました。

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2025年11月15日土曜日

大人も知らないみのまわりの謎大全


ネルノダイスキ (著):大人も知らないみのまわりの謎大全、ダイヤモンド社 (2025/3/26)

二人の宇宙人が日本の町を探索し、目に見えるものすべてが彼らには謎に映ります。町の人たちは、そんな宇宙人たちに親切にその謎を解説していく——そんなユーモラスな展開で話が進みます。

本書を読むと、思わず外に出て自分のまわりの“謎”を探したくなると思います。

私自身も知らないことがけっこうありました。児童書ではありますが、大人も間違いなく楽しめる一冊です。

2025年11月8日土曜日

もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本 脳のゴミをためない習慣 (講談社+α新書 820-1B)

松原 英多 (著):もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本 脳のゴミをためない習慣 (講談社+α新書 820-1B) 、 講談社 (2019/12/13)

本書の主な内容は以下の通りです。

認知症予防には「めんどくさい」という気持ちが大敵で、まずは「欲をもつ」ことが大切だと説かれています。

また、脳のゴミ(アミロイドβ)をためないためには脳循環を良くする必要があり、そのためには生活習慣病を防ぐことが重要です。さらに、歯周病の予防や、無理のない継続的な運動の実践も勧められています。

短い文をマシンガンのように繰り出す文体は、読んでいてとても心地よかったです。

2025年11月1日土曜日

美しき小さな雑草の花図鑑

多田 多恵子 (著), 大作 晃一 (写真):美しき小さな雑草の花図鑑、 山と渓谷社 (2018/2/2)

身近にあるさまざまな雑草の花が紹介されています。

雑草の花はとても小さいけれど、拡大して見ると本当に美しく、愛らしさにあふれています。

雑草には外来種がとても多いというのは、ちょっと驚きでした。

今まで見過ごしていた足元の世界にも、こんなにも豊かな美しさがあるのだと気づかされました。